J2リーグ最高額はどこだ! クラブ最新市場価値ランキング15位。降格圏にいる場合では…。総額9億円の関東クラブ

AI要約

栃木SCはJ2リーグで19位に位置しており、総市場価値は593万ユーロ。指揮を執る小林伸二監督のもと、下位からの脱出を目指している。

20歳のFW南野遥海がチーム内の市場価値トップであり、昨シーズンの活躍により3倍の価値が評価されている。

DF平松航、MF大森渚生、FW奥田晃也が35万ユーロの市場価値を持ち、平松選手は14倍に増加。チームは42失点を記録しているが、守備の幅広さを生かして戦っている。

J2リーグ最高額はどこだ! クラブ最新市場価値ランキング15位。降格圏にいる場合では…。総額9億円の関東クラブ

 2024年の明治安田J2リーグが開幕して4ヶ月。昨シーズンは下位に沈んだいわきFCやレノファ山口FCが上位に喰らいつく一方、ザスパ群馬は未だに一桁の勝ち点にとどまるなど、前半戦が終了した時点で大きく明暗が分かれている中、J2リーグに所属するチームの総市場価値をランキング化して紹介する。※データは7月5日時点

15位:栃木SC

監督:小林伸二

J2リーグ順位:19位(7月5日現在)

総市場価値:593万ユーロ(約9億4880万円)

最高額選手:南野遥海(40万ユーロ/約6400万円)

 15位にランクインしたのは今シーズン途中から指揮を執る小林伸二監督のもと、下位からの脱出を図る栃木SC。総市場価値は593万ユーロ(約9億4880万円)となっている。

 今シーズン加入した20歳のFW南野遥海(40万ユーロ/約6400万円)がチーム内の市場価値トップに君臨している。ガンバ大阪ユース出身のこの若武者は、2022シーズンにトップチームへ昇格。J3リーグのテゲバジャーロ宮崎に期限付き移籍をした昨シーズンは、チームトップの10得点をあげ市場価値を一気に3倍にしている。

 2位には3人の選手が同額で並んでいる。DF平松航、MF大森渚生、FW奥田晃也はそれぞれ35万ユーロ(約5600万円)の市場価値を持っており、中でも平松は咋シーズンの加入当初からその価値を14倍に高めている。チームはリーグ最多の42失点を喫しているが、今シーズンは広い守備範囲を活かして3バックの中央をメインに19試合に出場している。

 フォワード登録の奥田は、第13節の清水エスパルス戦以降はアンカーとして先発することが増えている。中盤インサイドでもプレーができるポリバレント性と抜群の攻撃センスで、J2リーグで3番目に少ない得点数を伸ばすことができるだろうか。