主将ケインは最低評価「3」…EURO決勝のプレーを現地メディア酷評「イングランドのお荷物だった」

AI要約

イングランド代表がEURO2024決勝でスペインに敗れ、厳しい評価を受けたFWハリー・ケインのパフォーマンスについて、ボックス内でのタッチ数が少なかったことや孤立感を指摘される。

現地メディアはケインのプレーを酷評し、チームメイトへのフラストレーションを招く動きの少なさや遅い交代の決断を批判している。

ケインは過去2回の決勝戦でゴールがなく、パフォーマンスに疑問が投げかけられる中、今後の調整が求められる。

主将ケインは最低評価「3」…EURO決勝のプレーを現地メディア酷評「イングランドのお荷物だった」

EURO2024決勝で敗れたイングランド代表だが、FWハリー・ケインに対して現地メディアは厳しい評価を下している。

14日に行われた決勝戦で、スペインと激突したイングランド。激しい攻防が続く中で後半開始早々に失点したが、73分にコール・パーマーが同点弾を奪う。しかし終了間際に劇的な決勝点を許し、1-2で敗戦。EURO史上初めて2大会連続ファイナルで敗れたチームとなった。

この試合で先発したケインだが、ほとんどチャンスに絡むことができないまま61分にオリー・ワトキンスと交代している。データメディア『Opta』によると、ケインは2大会連続EURO決勝戦で先発したものの、ボックス内でのタッチ数は両試合を合わせてたった「1」にとどまった模様。これは2020年大会で21分間のみプレーしたジャック・グリーリッシュよりも少ない回数だったという。

そして、現地メディアもキャプテンのパフォーマンスを酷評した。イギリス『スカイスポーツ』は、選手採点でパーマーやルーク・ショーらに「7」とチーム最高点をつける一方で、ケインは「3」と評価して厳しく非難している。

「EUROの決勝トーナメントではどの選手よりもゴールを決め、ゴールデンブーツも獲得した。だが、過去2回の決勝戦では180分間でボックス内タッチ数はわずかに1つ。イングランドのお荷物だった」

「ひどく孤立しており、ルーズなタッチを挽回しようとして警告を受け、勢いもなく、シュートはロドリにブロックされた。動きの少なさでチームメイトにフラストレーションも与えている。唯一驚いたのは、ガレス・サウスゲートが交代を決断するまで60分もかかったことだ」