EURO決勝スペイン対イングランドのスタメン発表! 史上最多4度目の栄冠か、悲願の初優勝か

AI要約

スペイン代表とイングランド代表がEURO2024決勝戦に臨む。両チームの戦績や選手起用について紹介。

スペイン代表は6戦全勝で決勝進出、イングランド代表は2大会連続の決勝進出。両チームの過去の対戦成績も触れられる。

試合は7月15日にオリンピアシュタディオンで行われ、両チームのスターティングメンバーも紹介されている。

EURO決勝スペイン対イングランドのスタメン発表! 史上最多4度目の栄冠か、悲願の初優勝か

■決勝

会場:オリンピアシュタディオン/7月15日(月・祝)4時00分キックオフ※日本時間

 UEFA(欧州サッカー連盟)は14日、EURO2024・決勝に臨むスペイン代表およびイングランド代表のスターティングメンバーを発表した。

 今大会、スペイン代表はイタリア代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居する“死の組”ことグループBを3戦全勝で首位通過。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではジョージア代表相手に今大会初の失点を喫しながら、その後一挙4ゴールを奪って逆転勝利を飾る。続く準々決勝ではドイツ代表と死闘を演じながら、誰もがPK戦突入を予期した延長後半終了間際の119分にミケル・メリーノが値千金の逆転ゴールを奪い、2-1で開催国を撃破。準決勝ではフランス代表に先手を取られたものの、ラミン・ヤマルとダニ・オルモの得点で2-1と逆転を成し遂げた。EURO史上初となる6戦全勝での決勝進出を飾り、3大会ぶり、大会史上最多4度目の優勝まであと一歩のところに迫った。

 一方、イングランド代表はグループCを1勝2分で首位通過したものの、低調なパフォーマンスに対する批判の声も少なくはなかった。ラウンド16のスロバキア代表戦は後半アディショナルタイムまで0-1だったものの、後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムがチームを救うバイシクルシュートを叩き込むと、延長前半にハリー・ケインが得点を奪って2-1と逆転に成功。続く準々決勝のスイス代表戦でも終盤まで1点ビハインドだったが、ブカヨ・サカのゴールで1-1の引き分けに持ち込み、PK戦の末に勝利を勝ち獲る。準決勝のオランダ代表戦でも立ち上がりに失点を喫するも、ケインのPKで同点とすると、後半アディショナルタイムにオリー・ワトキンスが劇的逆転弾を叩き込んだ。決勝トーナメントに入ってからは何度もドラマを起こし、批判を浴びながらも気がつけば2大会連続の決勝へ進出。前回大会決勝の悔しさを晴らすべく、初優勝を掲げてファイナルへ臨む。

 EURO本大会において、両チームが対戦するのはこれが3度目のこと。初の対戦は1980年大会のグループステージで、当時はイングランド代表が2-1で勝利。2度目の対戦は、1996年イングランド大会の準々決勝で、同試合は120分間が経過してもスコアレスで決着がつかず、PK戦の末に開催国が激闘を制した。

 なお、国際Aマッチにおける通算対戦成績はスペイン代表が10勝、イングランド代表が14勝、引き分けが3つとなっている。

 注目の決勝戦に向けて、スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、準決勝のフランス代表戦からスターティングメンバーを2名変更。ここまで“ラ・ロハ”の主力に君臨しながら、出場停止のため準決勝を欠場していたダニエル・カルバハルとロビン・ル・ノルマンが先発に復帰。その他は“お馴染み”の面々。ロドリやファビアン・ルイスらに加えて、両翼にはヤマルとニコ・ウィリアムズが入る。4-2-3-1の布陣が予想される。

 一方、イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督は、準決勝から1名を変更。負傷の影響で出遅れていたルーク・ショーが、決勝の舞台で今大会初のスタメン入りを果たした。残る10名は準決勝と同様に。準々決勝で得点を決めたサカ、ラウンド16でゴールを決めたベリンガムに加えて、カイル・ウォーカー、デクラン・ライス、フィル・フォーデンら強烈なタレントが並び、前線では自身初タイトルに向けて闘志を燃やすケインが入る。布陣は3-4-2-1の予想だ。

 試合はドイツ・ベルリンの『オリンピアシュタディオン』にて、日本時間で7月15日の4時00分(7月14日の28時00分)キックオフ予定。試合の模様は『ABEMA』および『WOWOW』にて配信される。

 両チームのメンバーは下記の通り。