「スタメンでなくても焦らない」マイペースな遠藤航が語る海外で成功するための秘訣「良い意味で鈍感力が必要」

AI要約

遠藤航がリバプールでのメンタリティについて語った。

自分のペースを保ちながら成長していく考え方が重要であると語った。

海外での生活には鈍感力が必要であり、そのメンタリティがサッカーの成功にも繋がると述べた。

「スタメンでなくても焦らない」マイペースな遠藤航が語る海外で成功するための秘訣「良い意味で鈍感力が必要」

 リバプールに所属する日本代表のMF遠藤航が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。厳しい環境で持つべきメンタリティについて語った。

 昨夏にリバプールに移籍し、当初は出番が限られていたが、シーズンの途中からは主力の1人となった遠藤。進行役で俳優の勝村政信さんに、どのように心がけてきたのかと問われると、こう答えた。

「僕はかなりマイペースで、スタメンでなくても焦らないというのは、ある意味、良いのかなとも思っています。あまり他人と比べることもしないですし。逆に、自分を客観視できているというか、今の自分に何が必要なのかを常に考えながら、目標さえブレなければ、どんな状況でも少しずつ着実にステップアップできると思っているタイプなので」

 さらに、「客観視しているだけでもダメだし、自分のことだけ見続けていてもダメだと思うので、常に両方できるように意識していますし、最適解を常に考えながら、プレーに還元しているみたいなイメージです」と明かす。

 また、海外での生活で必要な考え方にも言及する。

「良い意味で鈍感力が必要だと思います。海外に行くには。日本語で生まれ育った子どもたちからすると、海外での環境は普通でないし、言葉の壁があったりするので。一個一個『これ日本と違う』とか、『ここは日本の方が良かった』とか考えると切りがない。良い意味でちょっと鈍感に、『これくらいで別に生きて行けるし』みたいな。そういう気持ちでいられるのは、すごく大事だと思う」

 そして、「それに慣れれば海外での生活がすごく楽しくなったりとか、逆に『日本よりも海外の方が良いかも』となれる。そいうメンタリティになっていくと、よりサッカーでも成功する確率が上がると思います」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部