陸上男子400メートル「リレー侍」 桐生「もう一回メダルを獲りにいきたい」バトン職人が決意

AI要約

陸上男子400メートルリレーのパリ五輪代表が練習を公開。桐生選手は3走でのバトンパスを披露し、再度メダル獲得を目指す意気込みを語る。

桐生選手は今季ベスト10秒20を記録しており、状態が上がりきっていない状況。ダイヤモンドリーグでのテストランで調整を行う予定。

桐生選手は前回の五輪でバトンを受け取る前に途中棄権し、悔しい思いを残している。今回は悔しさを晴らすため、力を出し切ることを誓っている。

陸上男子400メートル「リレー侍」 桐生「もう一回メダルを獲りにいきたい」バトン職人が決意

 「リレー侍」こと陸上男子400メートルリレーのパリ五輪代表が14日、都内で練習を公開した。職人の桐生(日本生命)は21年東京五輪、銀メダルを獲得した16年リオ五輪と同じ3走でのバトンパスを披露。「今回も3走で準備している。もう一回メダルを獲りにいきたい」と意気込んだ。前回決勝では自らがバトンを受けることなく途中棄権。「(今回では)僕だけ悔しい思いが残っている。そういう流れをしっかりつなげたい」と語った。

 今季ベスト10秒20と状態が上がりきっていない。20日のダイヤモンドリーグ(ロンドン)では3走でテストする予定で、日本陸連の土江ディレクターは「桐生は本来の力で走れているわけではない。3走を走れるかチェックする」と説明した。