古江彩佳 快挙もたらした〝サヨナライーグル〟に本音「プレーオフには持ち込みたくなかった」

AI要約

古江彩佳が米ゴルフ女子ツアーのメジャーで初制覇を果たし、喜びを爆発させた。

古江は劇的な展開の中、終盤の連続バーディーと18番でのイーグルで逆転優勝を達成。

日本勢のメジャー制覇は今年2人目で、古江は「ありえないくらい、うれしい」とコメントした。

古江彩佳 快挙もたらした〝サヨナライーグル〟に本音「プレーオフには持ち込みたくなかった」

 米ゴルフ女子ツアーの今季メジャー第4戦エビアン選手権最終日(フランス・エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71)が14日に行われ、古江彩佳(24=富士通)が65の通算19アンダーでメジャー初制覇を果たし、喜びを爆発させた。

 最終日にドラマのような劇的な展開が待っていた。1打差の2位からスタートした古江は、前半から中盤にかけてスコアを伸ばせず、一時は4位まで後退し、優勝が遠のきかけた。

 しかし、勝負所の終盤でバーディーを3連発すると、最大の見せ場は18番。驚異のイーグルを沈めて、見事に逆転優勝を飾った。日本勢のメジャー制覇は今年の全米女子オープンを制した笹生優花に続く4人目の快挙となった。

 中継局「WOWOW」は、古江の歓喜のインタビューを伝えた。「しっかり自分を信じて最後までゴルフをやれたことが、いっぱいバーディーを取れて最後に上げていけた」と爆発を振り返った古江。奇跡を呼び込んだ18番のセカンドショットについては「しっかりまずは乗せることを意識して。奥のクラブを持ってしっかり乗せられた」と語った。そして自身メジャー初制覇には「ありえないくらい、うれしいです!」と喜びを爆発させた。

 また、世界中が固唾を飲んで見つめた最後のイーグルパットには「プレーオフには持ち込みたくなかったので、入れなきゃいけないと思って打ったのが入ってくれて、ラッキーだった」と本音を交えて胸中を明かした。

 日本ゴルフ界に新ヒロインの誕生だ。