古江彩佳「フォースと共にあらんことを」スターウォーズ名言でメジャー初V、五輪逃した後の仏で

AI要約

24歳の古江彩佳がエビアン選手権でメジャー初優勝を果たす。逆転勝利を収め、感極まり涙する場面も。

古江は苦しい展開も耐え、後半に逆転の勢いを見せる。特に修正したティーショットが功を奏した。

古江は五輪目指し、逃したパリでの勝利をフランスメジャーで取り戻し、日本のファンに感謝を述べる。

古江彩佳「フォースと共にあらんことを」スターウォーズ名言でメジャー初V、五輪逃した後の仏で

<米女子ゴルフツアー:エビアン選手権>◇最終日◇14日◇フランス・エビアン・リゾートGC(6527ヤード、パー71)

 1打差2位から出た古江彩佳(24=富士通)が1イーグル、6バーディー、2ボギーの65で回り、通算19アンダー265、奇跡の逆転でメジャー初優勝を飾った。第2ラウンド(R)で単独首位に立ったが、第3Rで2位に後退。最終日も一時は3打差をつけられたが、最後まで諦めない3連続バーディーと、最終18番のイーグルパットで宿願を成就した。モンブランの頂点に立った。古江のインタビューは以下の通り。

    ◇   ◇   ◇

 -(中継局WOWOWの東尾理子プロから)あらためまして、おめでとうございます。表彰式を終えて、今のお気持ちはいかがですか

 ありがとうございます。本当にうれしいですし、こうやってメジャーで優勝できるとは思ってなかったので、本当に、はい、うれしいの一言かなと思います。

 -今日のラウンドを振り返って

 最初はバーディー2連続で取れて良かったんですけど、そこからなかなかバーディーチャンスにもつけられなかったり、パーセーブが必死というゴルフだったんですけど、しっかり耐えながら、15番で、いいロングパットが決まってくれてから、本当にリズムが変わって、そこからいいゴルフがまたできたかなと。優勝がそのバーディーのおかげでつなげれたかなと思います。

 -ショットが良かった。ティーショットが特に

 左にいくのが、怖がっていろいろミス、左も右もやってたと思うんですけど、しっかり朝の練習場で、普段はやらないビデオを撮って、スイングチェックしたりで、修正はうまくできて、しっかりラウンドできたかなと思います。

 -後半、耐えて14番で10メートルほどのバーディーパットが入りました

 そうですね。やっと入ってくれて良かったです。ホント、諦めそうにもなったんですけど、しっかり信じて、キャディーのマークにも「しっかり気持ちキープして」って言われて。「スター・ウォーズ」が好きなんですけど「メイ・ザ・フォース・ビー・ウィズ・ユー(May the Force be with you=フォースと共にあらんことを)」って言葉があって、自分もそれを言い聞かせて、ラウンドしたのが、それも良かったのかなと思います。

 -(日本のスタジオの岡本綾子さんから)本当に、本当におめでとう

 ありがとうございます(涙)。

 -五輪を目指していて、逃した後のメジャー

 そうですね。パリでは、優勝とか、行くこともできなかったですけど、しっかりこのフランスのメジャーで勝てて、気持ちは晴らせたかなと思います。

 -日本のファンへ

 本当にいつも応援してくださって、自分の力になってます。いつも応援ありがとうございます。(TOP10が8回もありながら)こうしてなかなか今年、優勝はできなかったですけど、メジャー優勝ができて、本当にうれしいです。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました。ありがとうございまーす(うれし泣き)。