イングランド代表はレアル・マドリードに似ている? ワトキンスが語る共通点 「我々は間違いなく負けにくいチーム」

AI要約

イングランド代表がEURO2020でのパフォーマンスについて、豪華な顔ぶれからは期待されたが批判も多かった経緯を振り返る。

ワトキンス選手がイングランド代表をレアル・マドリードと比較し、負けにくさや勝負強さに共通点を感じている。

イングランド代表は劇的なゴールや世界クラスの才能を持つ選手の存在により、低調なパフォーマンスでも勝利を収める可能性を秘めている。

イングランド代表はレアル・マドリードに似ている? ワトキンスが語る共通点 「我々は間違いなく負けにくいチーム」

EURO開幕前は豪華な顔ぶれから優勝候補の1つとして大きな注目を集めていたイングランド代表だが、いざ開幕するとその戦いぶりから批判の方が多く集まった。

中盤の組み合わせ、左サイド、ビルドアップや攻撃陣の不発など様々な問題を抱えていたイングランドだったが、結果的に決勝戦まで勝ち上がってきている。後半ATの劇的ゴールなど勝負強さも見せているイングランドだが、オリー・ワトキンスは今のチームはレアル・マドリードに似ているところがあると感じているようだ。レアルについて「彼らはボールを持っていない時でも落ち着いている。ボールを持てば得点できる、という自信を持っているのだ」とワトキンスは語り、今のイングランドにもその現象が起きていると話した。

「それはここでも同じように感じる。私たちは間違いなく負けにくいチームだ。あとはチャンスをひとつだけ得られれば、試合に勝つことができる。たとえ我々のプレイが悪かったり、選手たちの調子が悪かったりしても、我々には突然現れてゴールを決めることができる世界クラスの才能を持つ選手がいる」(英『Evening Standard』より)

自分たちのサッカーができなくても最終的に勝利を収めることができるレアルと低調なパフォーマンスの中でも劇的弾で勝ち上がる今のイングランドの姿を重ねるワトキンス。今大会のパフォーマンスを考えると、スペイン優勢という見方も多いが、イングランドは前回大会のリベンジを果たせるのか。