八角理事長が協会あいさつ「59回という長きにわたり開催できたことに感謝」会場万雷の拍手

AI要約

八角理事長が名古屋場所初日の協会あいさつを行い、感謝の気持ちを述べる。

横綱照ノ富士を含む9人の役力士が土俵に入場し、大相撲ファンに感謝の言葉を述べる。

名古屋場所の節目である今年の大会が最後となることや、力士たちの熱戦に期待を寄せる八角理事長のコメント。

八角理事長が協会あいさつ「59回という長きにわたり開催できたことに感謝」会場万雷の拍手

<大相撲名古屋場所>◇初日◇14日◇ドルフィンズアリーナ

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、初日恒例の協会あいさつを行い、節目の場所に感謝の念を込めた。

 十両の残り3番を前に、横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)ら役力士9人を先導する形で入場。土俵に上がり中央に立つと一礼し、あいさつ文を読み上げた。

 冒頭で「初日にあたり謹んでごあいさつを申し上げます」と述べた後、「はじめに、このドルフィンズアリーナで開催される大相撲の本場所は、今年が最後になります。昭和40年7月場所から始まり、今場所で59回という長きにわたり開催できましたことも、関係者各位をはじめ、大相撲ファンの方々の、ご支援のたまものと協会員一同、心より感謝申し上げます」と読み上げると、館内から拍手が沸き起こった。

 その後は、15日間の入場券が完売したことへの御礼や、力士たちが奮闘することで、その期待に応えることを「この名古屋の地で本場所にふさわしい熱戦を繰り広げてくれることと存じます」という言葉で約束した。

 あいさつが終わると、役力士とともに四方に向かって一礼。万雷の拍手を浴びていた。