阪神など3球団熱視線! 汎愛の「隠れたプロ注目」143キロ左腕が敗退も10K完投「直球走っていた」

AI要約

汎愛は関大北陽に3-4で競り負け、2回戦で敗退した。

先発の森口大雅は7安打4失点完投の力投を見せたが、2回で2ランを被弾し、10奪三振を記録した。

NPBスカウトから高評価を受け、進路については今後話し合うと述べた。

阪神など3球団熱視線! 汎愛の「隠れたプロ注目」143キロ左腕が敗退も10K完投「直球走っていた」

 ◇第106回全国高校野球大阪大会 2回戦 汎愛3―4関大北陽(2024年7月13日 南港中央)

 汎愛は昨夏4強の関大北陽に3―4と競り負け、2回戦敗退となった。

 先発した最速142キロ左腕の森口大雅(3年)が強豪相手に7安打4失点完投の力投。2回無死一塁で先制2ランを被弾したものの、直球やスライダーを中心に10奪三振を数えた。

 「直球も走っていたし、ピンチで三振を取れたことはよかったと思います」

 夏本番を前にNPBスカウトの間でも評判が広まり、球場には国内3球団のスカウトが視察。阪神の岡本洋介スカウトは「直球に切れがあり、右打者の内角にしっかりと投げ切れていた」と評価した。

 今後の進路については「これから話し合って決めたいと思います」と話すにとどめた。

 ◇森口 大雅(もりぐち・たいが)2007年(平19)2月28日生まれ、大阪府大阪市出身の17歳。小4からソフトボールを始め、中学では大阪東ボーイズに所属。汎愛では1年秋から背番号10でベンチ入りし、2年秋から背番号1。1メートル82、80キロ。左投げ左打ち。