【陸上】ハルが女子2000mで5分19秒70の世界新!「信じられないくらい最高!」五輪前哨戦の男子400mHはベンジャミンがV/DLモナコ

AI要約

モナコで開催されたダイヤモンドリーグ第9戦のヘラクレス国際で、女子2000mでJ.ハルが世界新記録を達成。

男子1500mではJ.インゲブリグトセンが世界歴代4位の記録で優勝。男子800m、男子400mでも驚きの結果が出た。

競技の中でも特に注目された男子400mハードルでR.ベンジャミンが勝利し、K.ワルホルム、A.ドス・サントスを抑えた。

【陸上】ハルが女子2000mで5分19秒70の世界新!「信じられないくらい最高!」五輪前哨戦の男子400mHはベンジャミンがV/DLモナコ

7月12日、モナコでダイヤモンドリーグ(DL)第9戦のヘラクレス国際が開催され、女子2000mではJ.ハル(豪州)が5分19秒70の世界新で優勝した。従来の世界記録は2021年にF.ニョンサバ(ブルンジ)がマークした5分21秒56。

オレゴン・ブダペスト両世界選手権でいずれも1500m7位のハルは、先週のDLパリでは1500mで世界歴代5位の3分50秒83で走っている。今回のレースについては「信じられないくらい最高!最後の一周で1人になったとき、はみんなが応援してくれていた。私はただライト(電子ペーサー)を見ながら、なんとか追いつかれないよう走った」と語った。

男子1500mでは東京五輪金メダルのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が世界歴代4位、欧州新の3分26秒73で制した。男子800mではD.セジャチがDL新、今季世界最高、世界歴代3位の1分41秒46で今季DL3勝目。DLパリでマークしたばかりの自己記録を0.1秒更新している。男子400mは今年の全米選手権覇者Q.ホールが今季世界最高の43秒80で自己新で優勝を飾った。

東京五輪のメダリストが揃い、パリの前哨戦となった男子400mハードルは、最後に抜け出したR.ベンジャミン(米国)が46秒67で勝利。世界記録保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が46秒73で2位、オレゴン世界選手権金メダルのA.ドス・サントス(ブラジル)が47秒18で3位に入っている。

女子100mはJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒85(-1.0)、男子200mはL.テボゴ(ボツワナ)が19秒87(+0.6)で快勝。女子三段跳はL.ペレス・ヘルナンデス(キューバ)が14m96(+1.7)で優勝した。