鳥栖が公式声明「過去には戻れません。これからやるべきことを明確に見極め…」

AI要約

サガン鳥栖は現在J1リーグで苦戦しており、クラブ公式サイトでファンやスポンサーに向けた声明を発表。

クラブは現状を認識し、監督体制のもと前向きにチーム強化に取り組むことを表明。

難しいシーズンを乗り越えるため、ファンと共に最後まで戦う意志を示し、支援を呼びかけている。

鳥栖が公式声明「過去には戻れません。これからやるべきことを明確に見極め…」

 サガン鳥栖は12日、クラブ公式サイトで「ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様へ」と題し、株式会社サガン・ドリームスの小柳智之代表取締役と池田圭強化部スポーツダイレクターの連名で声明を発表した。

 鳥栖は今季J1リーグ戦で現在22試合を消化し、7勝2分13敗で勝ち点23。J2自動降格圏内と2ポイント差の17位に位置している。

 クラブは「ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様いつもサガン鳥栖を応援いただきありがとうございます。また今シーズン苦しい戦いが続いておりますがいつも熱いご声援と様々なご意見を頂戴しており重ねて御礼申し上げます」と感謝を述べた上で、今後の方針について次のように説明した。

「クラブとしては川井監督体制のもと、現実にしっかりと向き合い前を向いてこれからも走り続けていきます。サガン鳥栖の伝統を引き継ぎながら、より進化したサガン鳥栖をこれからも皆様と共に創り上げていきたいと考えております。今シーズン、リーグ戦が半分消化していることは事実で過去には戻れません。これからやるべきことを明確に見極めて今回の決断、そしてチーム強化の為の選手補強も行っております」

 クラブは難しいシーズンを過ごす中、「今年のこの苦しい経験は必ず未来に繋がる大事な財産になると思っております」とし、「サガン鳥栖らしく、最後まで戦う姿勢を全面に出して残りのリーグ戦を共に戦ってください」と呼びかけた。

 続けて「多くの皆様に支えられて今のクラブがあると思っております。サガン鳥栖を通じて皆様が笑顔になれるように、これからもクラブとして邁進して参ります。最後になりますが1つの勝利の為に監督・選手・コーチ・スタッフ・社員が一岩となって取り組んでいくことを約束します」と表明。「これから夏場の戦いが始まりますが、皆様も熱中症対策をしっかり行いスタジアムで熱い熱いご声援宜しくお願いします」と声明を締めくくった。