お値段は発表当初「10億円」レッドブルのハイパーカー「RB17」初公開 1200馬力発揮するV型10気筒エンジン搭載!

AI要約

レッドブル・アドバンスド・テクノロジーが開発中の市販車ハイパーカー「RB17」をグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開。

2人乗りの車体はV型10気筒エンジンを搭載し、F1マシンと同等の性能を持つ。

RB17は限定50台で受注生産され、価格は約10億円以上と予想される。

お値段は発表当初「10億円」レッドブルのハイパーカー「RB17」初公開 1200馬力発揮するV型10気筒エンジン搭載!

 レッドブル・アドバンスド・テクノロジーは12日、英国伝統の自動車イベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、開発中の市販車ハイパーカー「RB17」を初公開した。レッドブルグループのエイドリアン・ニューウェイ最高技術責任者(CTO)が開発を指揮し、20年間に及ぶF1のテクノロジーがふんだんに盛り込まれているという。

 2人乗りの車体はカーボンモノコックで作られ、ミッドシップ(車体中央)に1200馬力を発揮するV型10気筒エンジンを搭載する。車重は900キロ未満で、F1マシンと同等のラップタイムを刻める時速350キロの世界を扱いやすく実現したという。限定50台で、完全な受注生産。今回は価格を明らかにしなかったが、制作発表した2022年6月には税抜き500万ポンド(約10億円)以上と設定していた。

 F1チームのクリスチャン・ホーナー代表は「RB17は技術革新、達成感、そして感情的な魅力を兼ね備えたランドマーク的なクルマだ」とアピール。ニューウェイCTOも「このクルマを発表できて感動している。パワーやスピード、そして美しさという、私たちを表す全てを表現している」と満足げだ。