F1、来季も『スプリント』6戦開催 FIA会長「エキサイティングで魅力的になった」ライブ視聴者数も伸びる

AI要約

国際自動車連盟(FIA)とF1運営会社は来季のグランプリで100kmのショートレース「スプリント」を導入することを発表。

スプリントは2021年から導入され、規則変更やチームの協力によりエキサイティングで魅力的なレースとなっている。

中国やアメリカでのスプリント開催では視聴者数が大幅に向上し、成功を収めている。

F1、来季も『スプリント』6戦開催 FIA会長「エキサイティングで魅力的になった」ライブ視聴者数も伸びる

 国際自動車連盟(FIA)とF1運営会社は11日、約100kmのショートレース「スプリント」を開催する来季のグランプリを発表した。今季と同じ全6大会で、オーストリアに代わってベルギーが2年ぶりに復活。第2戦の中国(3月21~23日)から、第6戦マイアミ(5月2~4日)、第13戦ベルギー(7月25~27日)、第19戦アメリカ(10月17~19日)、第21戦ブラジル(11月7~9日)、第23戦カタール(同28~30日)と続く。

 スプリントは2021年から導入され、開催方式の変更を重ねて続いてきた。モハメド・ビン・スライエムFIA会長は「規則変更やチームの協力で、エキサイティングで魅力的になった」とコメント。F1運営会社のステファノ・ドメニカリ最高経営責任者も「F1に大きな成功をもたらした。視聴者数、金曜の来場者数の向上で表されている」と胸を張る。

 今季の中国GPではスプリントのライブ視聴者数が、ほぼ同時間帯に実施された開幕2戦の練習走行より40%も向上。マイアミでも米放送局ESPNのライブ視聴者数が94万6000人に達し、米国でのスプリント過去最高を記録した。