【広島】新井監督「経験している選手は大事。本当に頼りになる」決勝弾の秋山を称賛/一問一答

AI要約

広島は秋山翔吾の決勝3ランホームランでヤクルトを破り、連敗を止める。

先発の床田は粘り強い投球で6回3失点の好投を見せる。

新井監督は小園選手の走塁や秋山の活躍を称賛し、経験豊富なベテランの重要性を強調する。

【広島】新井監督「経験している選手は大事。本当に頼りになる」決勝弾の秋山を称賛/一問一答

<広島4-3ヤクルト>◇12日◇マツダスタジアム

 同点の5回に秋山翔吾外野手(36)が右翼席へ決勝3号ソロを放ち、広島が連敗を止めた。

 先発床田は1回に先制すると、1点リードの3回にも2点を失い逆転を許した。それでも4回以降は立ち直り、8勝目。7回はハーン、8回は黒原と森浦のリレーでピンチを切り抜け、最後は栗林が1死三塁から後続を断った。連敗ストップで2位に浮上した。

 試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

 -床田投手6回3失点。粘りの投球

 新井監督 今日は立ち上がりからなかなか本調子じゃなかったんですけど、よく粘って投げてくれました。球数的にはもう少し余裕があるかなというかなという感じだったんですけど、今日はご苦労さんということで代わってもらいました。あとに行った投手もナイスピッチングだったと思います。

 -床田投手から7回以降の継投の選択は

 新井監督 そのあたりは相手の打線の絡みとかいろいろ考えながら臨機応変にと思っていました。黒原も今日、ああいう場面で初めてだったので、緊張したと思うんですけど、これを経験にしてもらいたいと思います。あとに行った森浦。本当いつもいつもランナーを背負ったタフな場面で出て行くんですけど、いつもいつも抑えてくれるので本当にありがたいですね。

 -1回、3回と失点した直後の得点

 新井監督 流れが行ったり来たりしていたけど、すぐに取り返せたので相手に渡さなかったよね。小園が一、三塁での一塁ランナーで、二遊間が後ろに下がっているとき(ワンバウンドする投球)に判断良く二塁に行った、あの走塁も大きかった。バッティングも良かったけどね。あの走塁で石原もだいぶ楽になったと思う。ちょっとしたプレーですけど、大きかったと思います。

 -小園選手は最近タイムリーが出ていなかった

 新井監督 それはシーズン長いので。相手も研究してくるし、毎回毎回打てるものだと思っていない。ちょっと前からいい感じだなと。上がってきているなと、内容を見ても思っていました。

 -打順を入れ替える中、1番に固定する秋山への期待

 新井監督 本当に元気なベテランですね。若い選手が出ていく中で経験のあるベテランというのは必要。試合の流れやワンプレー、1球1球で守備位置を変えたり細かいところ。経験している選手は大事なので、本当に頼りになります。