広島 首位陥落も新井監督「全く気にしていない」 6敗目の島内については「ちょっと考えたい」
広島は巨人に競り負け、首位からの陥落。投手の不調や負けが続く中、打線は粘り強く同点に追いつくなど健闘。
試合展開や選手の活躍、監督のコメントなどが取り上げられた。特に大盛選手や苦しんでいた上本選手の活躍が注目を集める。
監督は順位には関心を持たず、試合ごとに全力を尽くしていく姿勢を示す。
◇セ・リーグ 広島3ー5巨人(2024年7月9日 マツダ)
広島は巨人に競り負け、33日ぶりに首位から陥落した。以下は新井監督の一問一答。
―島内投手が2失点して6敗目。
「今終わったばかりなので。ちょっと考えたいなと思っています」
―球質は悪くないと言われていたが、負けが続いている。
「球自体は悪いようには見えないんだけど、本人もちょっとしんどいと思うので。これから話をして、考えていきたい」
―8回1死二、三塁で敬遠の選択はなかった。
「もちろん。あそこは埋められないでしょ」
―打線は同点に追いついた。
「粘り強くね。犠牲フライ、内野ゴロ、タカシのタイムリーか。粘り強く攻撃してくれたと思います。森下も岡本の1球だけだったね。あれを逆方向にホームランにするという岡本君がいいスイングだったと思うし、森下もあの1球以外はいつも通りいいピッチングをして、試合をつくってくれたと思います」
―2、3点目は進塁打絡み。今はそういった攻撃を続けることが大事か。
「つなげて、つなげて、点を取っていくのが、今やっている野球なので。そういう気持ちが出た攻撃が今日はできていたと思います」
―大盛選手が今季初スタメン。
「打つ方もいいスイングだったし、また守備の方も犠牲フライを刺したのもそうだし、飛び込んで取ったのもそうだし、大盛はいいものをみせてくれたと思います」
―同点に追いついた一打は苦しんでいた上本選手。
「あそこよく打ったよね。ネクストに松ちゃん(松山)を立たせていたけど、松ちゃんだったら高梨が来ること分かっていたので、あそこはタカシにいってもらったんだけど、崇司らしいいいタイムリーだった」
―順位は気にしていない。
「全く気にしていない。あと何試合ある?今何月ですか?全く気にしていません。そんなにトントンとうまく行くとははなから思っていないので、まったく気にしていません」