メディカルでひざの負傷が発覚…ドルトムントCEO、ギラシの獲得は「関係者たち全員が望んでいる」

AI要約

ボルシア・ドルトムントがギニア代表FWセルー・ギラシのケガを発表し、移籍が消滅する可能性があることが明らかになった。

ギラシの膝のケガは代表戦で負ったものであり、専門医の意見を聞く必要があるとヴァツケCEOが説明した。

ドルトムントは依然として移籍を望んでいるが、負傷の程度について信頼できる意見を得る必要があると強調された。

メディカルでひざの負傷が発覚…ドルトムントCEO、ギラシの獲得は「関係者たち全員が望んでいる」

ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は、メディカルチェックで発覚したギニア代表FWセル―・ギラシの負傷について明かした。

現在28歳のギラシは、昨季シュトゥットガルトで公式戦30試合に出場して30得点を記録し覚醒。昨夏にクラブと結んでいた契約には1800万ユーロ(約31億4000万円)の解除条項が盛り込まれており、以前から今夏のドルトムント移籍が濃厚と伝えられていた。

そんなギラシは10日のメディカルチェックのために現地入り。しかし、クラブは同日の夜、公式SNSで「セルー・ギラシの医療検査中に、さらなる精密検査が必要なケガが発見された」と発表。負傷については具体的に明かさなれかったが、外部の専門医によるさらなる検査が必要と見られた。

ヴァツケCEOはドイツ紙『ビルト』が配信するトーク番組でこの件について言及。ギラシの移籍が消滅する可能性を問われると、「私ならそういうエスカレートするような言い方を選ばないね」と返すと、同選手が負傷を抱えているのは膝であることを明かした上で「おそらく最後の代表戦で負ったもの。多分、彼自身もそこで何があったのか、正確に気が付いていなかったようだね」と話している。

同CEOは続けて「我々のチームドクターがメディカルを行うなか、ひざに関する何かがあった場合、さらにスペシャリストの意見を聞かなければならない。そうしないのは過失になるからね」と指摘。一方で、「現時点では関係者たち全員が依然として(移籍成立を)望んでいる。ただ我々はもちろん、この負傷がどのようなものなのかに関して、信頼できる意見が必要だ」と強調した。