【ロッテ】小島和哉、願いかなわずまた雨の日登板も7勝目「たくさん投げているので自信ついた」

AI要約

ロッテ小島和哉投手が誕生日の7回無失点で7勝目を挙げた

小島投手は雨の中での投球に自信を持ち、粘り強いピッチングで好投した

チームトップの7勝目を挙げたが、仲間への感謝を口にした

【ロッテ】小島和哉、願いかなわずまた雨の日登板も7勝目「たくさん投げているので自信ついた」

<ロッテ1-0オリックス>◇12日◇ZOZOマリン

 ロッテ小島和哉投手は七夕の願いこそかなわなかったが、ファンに勝利を届けた。

 7月7日に自身28歳の誕生日を迎えた。今季は6月28日に大雨の中で登板するなど、悪天候での投球が多く、短冊に「登板日に雨が降りませんように」と願いを込めた。だが、この日もあいにくの雨。「でも雨の試合でたくさん投げているので、少しは自信ついた」。7回無失点で7勝目を挙げた。

 4回まで毎回走者を出したが粘った。6回の2死満塁のピンチも「1球1球意図を持って(佐藤)都志也のサイン信じて投げました」。オリックス大里から最後は直球で見逃し三振を奪うと、力強く拳を握った。

 チームトップの7勝目を挙げたが「勝ち星に関してはほんとに野手の皆さんと中継ぎがしっかり抑えてくれたからこその勝ち。僕としては負け数をできるだけ減らす方がチームとしてはいいと思う」と支え合う仲間に感謝した。

 112球の力投も「あんまり焦らずに1球1球丁寧に投げようと思って、うまく0でいけたのでよかった」と、この日の白星を振り返った。ロッテ名物イベント「BLACK SUMMER WEEK」が左腕の好投で幕を開けた。【星夏穂】

 ▽ロッテ吉井監督(小島の投球に)「悪い小島が出かかってたんですけど、そこで気持ちを奮い立たせて、しっかりバッターに向かっていけてたんだと思います」