楽天・内星龍が約1カ月ぶりの4勝目 満塁ピンチでは履正社高先輩の安田を二ゴロ併殺打斬り

AI要約

楽天・内星龍投手が六回途中5安打無失点の好投で4勝目を挙げた。

三回満塁のピンチを直球で乗り越え、直球の利点を生かして投球した。

今江監督のサポートもあり、内星投手は自覚を持って成長を続けている。

楽天・内星龍が約1カ月ぶりの4勝目 満塁ピンチでは履正社高先輩の安田を二ゴロ併殺打斬り

(パ・リーグ、ロッテ2―4楽天、12回戦、ロッテ6勝5敗1分、9日、ゾゾマリン)楽天・内星龍投手(22)が六回途中5安打無失点の好投で4勝目(6敗)を挙げた。約1カ月ぶりの白星に「何度も同じ失敗をしているので、何とか抑えたいという気持ちが結果に出てくれてよかった」と納得のいく投球に胸をなでおろした。

3―0の四回に1死満塁のピンチを背負ったが、履正社高3学年先輩の安田を直球で二ゴロ併殺打とし意地を見せた。「ゾゾではいつも直球にホップ成分が出てくれている。そこは自分の直球を信じて投げた」と右腕。ZOZOマリンは4月27日のロッテ戦で先発転向後初勝利した地。風の影響を受けやすい球場だが、「こういう日の風(追い風)は直球が生きている経験があった」と地の利を得た。

前回、前々回の登板で計8失点と精彩を欠いていたこともあり「きょうにかける思いを感じた。これを毎回できないといけない」と今江監督。ローテーション投手の自覚が、内の成長を促している。(横山尚杜)