山口パッツファイブ始動 今季初練習、プレーオフ進出へ団結【宇部】

AI要約

山口パッツファイブが今季初練習を宇部市で行い、プレーオフ進出を目指す。

主将の川上貴一選手とヘッドコーチの鮫島和人選手が指揮を執り、新加入や外国人選手も参加。

熱気溢れる初練習で、プレーオフ進出を目指す意気込みを示した選手たち。

山口パッツファイブ始動 今季初練習、プレーオフ進出へ団結【宇部】

 プロバスケットボールB3リーグの山口パッツファイブは8日、宇部市の西部体育館で今季初練習を行った。プレーオフ進出を目標に掲げ、9月下旬の開幕に向けて始動した。

 

 発表しているメンバーは新加入5人を含め11人で、このうち外国人選手が4人。今季は同クラブで3年目を迎えるスモールフォワードの川上貴一選手(28)が主将を務め、鮫島和人選手兼ヘッドコーチ(31)が昨年に続き、チームの指揮を執る。

 

 初練習には、B2の青森ワッツから移籍したシューティングガードの栗原クリス選手(24)を含め7人が参加。ミーティングで、鮫島ヘッドコーチはプレーオフ進出が最低条件とし、今季は連勝を意識して試合に臨むよう伝えた。昨季のチームのデータを示し、改善点も教えた。8月に合流予定の外国人選手たちとオンラインで顔を合わせ、自己紹介も行った。

 

 コートに出た選手たちは、約1時間半の全体練習で汗を流した。基本的な動作を中心に、互いに声を掛け合いながら攻守の連携を確認した。

 

 鮫島ヘッドコーチは「昨季のデータで低かったリバウンドの部分などを修正し、1対1の対人を強化する。勝ち続けるためにも勝負にこだわりたい」と話した。

 

 川上主将は「初練習は雰囲気も良く、全員気合が入っていた。主将として指揮官の意図をくみ取り、コート内外でしっかりと伝えたい」と意気込みを示した。

 

 今季のB3リーグには17クラブが出場。レギュラーシーズンは9月27日~来年4月20日で、上位8クラブによるトーナメント戦のプレーオフは4月25日~5月19日に行われる。