「使うつもりなければ獲得しない」強豪バイエルン加入の伊藤洋輝はスタメン起用も。現地見解「左利きと右利きのCBを組ませるのを好む」

AI要約

バイエルンの新シーズンに伊藤洋輝が加わり、コンパニ監督の下での活躍が注目される。

コンパニは指導経験が少ないが、バイエルンのCB陣をどう使いこなすかが注目される。

伊藤の今後が楽しみであり、起用されるポジションやパートナーが気になる。

「使うつもりなければ獲得しない」強豪バイエルン加入の伊藤洋輝はスタメン起用も。現地見解「左利きと右利きのCBを組ませるのを好む」

 新シーズンのバイエルンが大きな注目を集めることは間違いない。シュツッツガルトから新たに加わった伊藤洋輝は、そこでどのようなパフォーマンスを見せられるだろうか。

 シャビ・アロンソ監督率いるレバークーゼンにブンデスリーガ無敗優勝を許し、国内リーグ連覇が11で止まったバイエルン。指揮官もトーマス・トゥヘルからヴァンサン・コンパニに代わったドイツの雄にとって、2024-25シーズンは巻き返しの一年となる。

 現役時代にマンチェスター・シティで活躍したレジェンドのコンパニだが、トップリーグでの指導経験は少ない。バーンリーをプレミアリーグ昇格に導いたが、昨季は1年での降格を余儀なくされた。そんなコンパニを招聘したドイツ最大の名門の決断には議論もある。

 コンパニのバイエルンは、伊藤が加わったCB陣をどのように使いこなしていくのだろうか。ブンデスリーガ公式サイト英語版は、「キム・ミンジェとマタイス・デ・リフトに自分を見いだすかもしれない。だが、彼らが似すぎているとすれば、コンパニには選択肢がある」と報じた。

「昨シーズン終盤はエリック・ダイアーがファーストチョイスになった。ダヨ・ウパメカノはEUROで活躍。そしてシュツッツガルトでの非常に見事なシーズンを受けて契約した左利きのヒロキ・イトウがいる」

「監督たちはしばしば左利きと右利きのCBを組ませるのを好む。また、日本代表はSBでも3バックの左CBでも同じように巧みだ。トップクラスのCBが4人いるだけに、最初から使うつもりがなければ、バイエルンがイトウの獲得に動くことはなかっただろう」

 コンパニは伊藤をCBのスタメンとして起用するのか。その場合、パートナーとなるのはどの選手なのか。今夏大きな飛躍を遂げた伊藤の今後が楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部