”中盤の魔術師”が別れ…元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが現役引退を発表。約13年のキャリアに幕「楽しませてもらった時間に感謝」

AI要約

元リヴァプールMFチアゴ・アルカンタラが現役引退を発表。

バルセロナU-19出身で、バイエルン・ミュンヘンやリヴァプールでプレー。

スペイン代表でも活躍し、13年のキャリアに終止符を打つ。

”中盤の魔術師”が別れ…元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが現役引退を発表。約13年のキャリアに幕「楽しませてもらった時間に感謝」

元リヴァプールMFチアゴ・アルカンタラが8日、現役引退を発表した。

現在33歳のチアゴはバルセロナU-19出身。2011年7月にトップチーム昇格を果たすと、2013年7月にバイエルン・ミュンヘンへと完全移籍。約7シーズンプレーし、7度のブンデスリーガ優勝や4度のDFBポカール制覇、2020年のチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、2020年夏にリヴァプールへと移籍する。

リヴァプールでは4シーズンを過ごしたものの、度重なるケガの影響で出場機会は限定されることに。それでも出場した試合では多大な影響力を発揮し、ケガの少なかった21-22シーズンには4冠達成の可能性をシーズン終盤まで残すタイトルランをするチームの中盤に君臨した。

しかし、23-24シーズンはプレミアリーグでの僅か1試合、5分のみの出場に留まることに。公式戦98試合に出場し、FAカップ制覇やカラバオカップ制覇にも貢献。先日契約満了でリヴァプールからの退団が発表されていた。

各年代のスペイン代表にも選出され、2011年のスペイン代表デビュー以降46試合に出場し2ゴールを記録した”中盤の魔術師”は自身のSNSを更新。約13年のキャリアに幕を閉じ、感謝を述べている。

「僕は常に、与えられたものをお返しすることを厭わないし、楽しませてもらった時間に感謝している。 ありがとう、フットボール。そして、僕と時間を共にし、僕をより良い選手、より良い人間にしてくれたすべての人に感謝。また会おう。チアゴ」