【高校野球】右肩じん帯損傷の武修館・斉藤猛虎主将が強行出場「一人欠けたらチームでなくなってしまう」…北北海道大会初戦でクラークと対戦

AI要約

武修館の主将である斉藤猛虎が右肩の負傷を抱えながらも全国高校野球選手権北北海道大会に強行出場する決意を示す。

斉藤は負傷を抱えたまま公開練習に参加し、「一人でも欠けたらチームではなくなる」と気丈に語った。

斉藤はチームのために全力を振り絞り、初戦のクラーク戦に向けて準備を進めている。

【高校野球】右肩じん帯損傷の武修館・斉藤猛虎主将が強行出場「一人欠けたらチームでなくなってしまう」…北北海道大会初戦でクラークと対戦

 全国高校野球選手権北北海道大会(13日開幕)に出場する武修館の斉藤猛虎主将(3年)が右肩じん帯損傷の痛みをこらえて強行出場する。12日の公開練習で、他のレギュラーメンバーたちとともに守備練習をこなし「一人でも欠けたら(本来の)チームではなくなってしまう」と気丈に決意を語った。

 斉藤は6月30日の釧路明輝との地区代表決定戦で一塁へスライディングした際に負傷。「全治5週間」と診断され、5日の組み合わせ抽選会では右腕を三角巾でつった状態で出席した。「ベンチから声で盛り上げる」と一時は出場は断念する意向を示していたが、最後の夏へ向けての気持ちは抑えられず、安藤裕太監督(37)に「やりたいです」と直訴。チームも本人の意思を尊重することになった。

 初戦は14日のクラーク戦。斉藤は患部をテーピングし、痛み止めを飲み、全力をふり絞る。