ザルツブルクMF川村拓夢が約3カ月の離脱へ…トレーニングキャンプ中に左ひざ内側靱帯を断裂

AI要約

ザルツブルクは11日、日本代表MF川村拓夢が左ひざ内側靱帯の断裂により約3カ月間離脱することを発表した。

川村は2028年夏までザルツブルクとの4年契約を結んで完全移籍したが、負傷で長期離脱となる見込み。

現地メディアは、川村がトレーニング中に負傷し、クラブも左ひざ内側靱帯の断裂による離脱を発表。

ザルツブルクMF川村拓夢が約3カ月の離脱へ…トレーニングキャンプ中に左ひざ内側靱帯を断裂

 ザルツブルクは11日、日本代表MF川村拓夢が左ひざ内側靱帯の断裂により約3カ月間離脱することを発表した。

 現在24歳の川村は、2018年にサンフレッチェ広島の下部組織からトップチームへと昇格。2019年から愛媛FCに期限付き移籍すると、2021年は明治安田生命J2リーグで34試合出場8得点を記録した。翌シーズンに広島復帰を果たし、今シーズンは2024明治安田J1リーグで14試合出場2ゴールをマーク。今年1月には日本代表デビューを飾るなど大きな成長を遂げ、6月にザルツブルクへの完全移籍が発表された。

 2028年夏までの4年契約を結んで自身初の海外移籍に挑戦した川村だったが、ザールフェルデンで行われているトレーニングキャンプ中に負傷。外部からの接触を受けずにピッチに倒れ込み、すぐに自身で左ひざを指差したことから、現地メディアは長期離脱となる可能性を報じていた。

 そんななか、ザルツブルクはクラブ公式X(旧Twitter)で川村の負傷状況を発表。左ひざ内側靱帯の断裂により約3カ月間離脱すると伝えている。なお、同クラブはシーズン開幕戦となるオーストリア・カップ初戦を今月26日、オーストリア・ブンデスリーガ(オーストリア1部)の開幕戦を来月2日に控えていたが、川村は序盤戦をピッチの外から見守ることになる。