「サッカーを破壊する判定」オランダ代表監督がVARの判定に激怒!「走り去った審判の態度が物語っている」【ユーロ2024】

AI要約

オランダ代表対イングランド代表の試合でのVARの判定に対するクーマン監督の不満について報道されている。

クーマン監督はイングランド代表の得点シーンに対して不満を示し、ボールブロックの判定がVARでPKに繋がったことに怒りを表明。

さらに、審判が試合後早々に退場したことでオランダ選手たちとのコミュニケーションが取れなかったことに対し、不満を示した。

「サッカーを破壊する判定」オランダ代表監督がVARの判定に激怒!「走り去った審判の態度が物語っている」【ユーロ2024】

 UEFAユーロ2024(EURO2024)・準決勝、オランダ代表対イングランド代表の試合が現地時間10日に行われ、イングランド代表が2-1の勝利をおさめた。オランダが同点に追い付かれるきっかけとなったVARの判定に、試合後オランダのロナルド・クーマン監督が不満を示していた。英メディア『Football365』などの複数メディアが報じている。

 オランダ代表を率いるクーマン監督が試合後に不満を示していたのは、イングランド代表の1点目のシーンだ。オランダ代表のデンゼル・ダンフリースがイングランド代表FWハリー・ケインのシュートをブロックしようとしたところ、足がケインにぶつかってしまい、VARによってPKが与えられている。

 オランダの指揮官はこのVARの判定について、「これはペナルティではない。デンゼルはボールをブロックしようとしたが、ケインがシュートして、足に衝突した。この種のVARの決定はサッカーを破壊する判定だ」と、ペナルティを与えるきっかけになったVARの判定に激怒していた。

 また、英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は、オランダ代表のDFフィルジル・ファン・ダイクが、「審判は試合後すぐに走り去って退場した。握手する暇もなかったことがすべてを物語っている」と、試合後のインタビューで不満を示すコメントを紹介。

 そして、「試合終了後に審判が素早くピッチから退場したため、オランダの選手たちが彼と話す機会がなかったことから、審判は自分が間違った判定を下したと感じていたのだろう」と、同点ゴールの引き金になった判定について、審判の判定に疑問を投げかける言葉を続けていた。