2大会連続でEURO決勝の舞台へ イングランド代表監督サウスゲイトはオランダ戦へ意気込み 「この機会を歴史を変える原動力として活用しなければならない」

AI要約

イングランド代表がEURO2020準決勝に進出し、オランダ代表と対戦する。サウスゲイト監督は選手の意気込みを語り、過去の結果に縛られない姿勢を示す。

選手たちはチームとしてまとまりつつあり、恐れやプレッシャーに立ち向かう強い意志を持つ。期待が大きいが、残り2試合で更なる成果を期待されている。

イングランド代表はスペイン戦に向けて、オランダとの準決勝での勝利を目指す。選手たちはチャンスを活かし、大会を制する意気込みを持つ。

2大会連続でEURO決勝の舞台へ イングランド代表監督サウスゲイトはオランダ戦へ意気込み 「この機会を歴史を変える原動力として活用しなければならない」

開幕前からEURO優勝候補の1つとして、今大会のパフォーマンスに注目が集まっていたイングランド代表。

ここまでの戦いぶりには批判が集まっているが、その中でもベスト4に進出しており、2大会連続での決勝進出を目指して準決勝でオランダ代表と対戦する。ここまでイングランドはセルビア代表、デンマーク代表、スロベニア代表、スロバキア代表、スイス代表と対戦してきたが、今回のオランダとの試合が今大会始まって初のビッグネーム揃いとの戦いとなる。

前回のEURO2020では決勝戦でイタリア代表に敗戦したこともあり、雪辱を晴らしたいイングランド。そのためにもまずはオランダに勝つ必要があるが、ガレス・サウスゲイト監督は準決勝に向けた意気込みを語った。

「私たちは自国以外で決勝に進出したことがない。これは変化をもたらすチャンスであり、私たちはそのように捉えなければならない。過去に起こったことに縛られたくない。この機会を歴史を変える原動力として活用しなければならない。選手たちはそう考えている。今が彼らの瞬間であり、過去に起こったことではない。そのどれもが彼らのせいではなく、彼らにとっても問題ではない」

「このチームの選手たちはここ3、4週間で本当にうまくまとまってきている。私たちは(恐怖心を抱えながらプレイすることについて)話をした。その感情に気づいたなら、それに立ち向かう必要がある。それが消えるのを期待しても無駄だ。選手たちの物事の見方を正さなければならなかった。期待が大きかったのかもしれないし、あるいは、外部要因も大きかったのかもしれない。しかし今では、彼らは『何が達成可能か、何が実現可能か』という意識を強く持っている」(英『Daily Mail』より)

23-24シーズン、所属先で活躍した選手たちが多い今回のイングランド代表にかかる期待は前回大会以上に大きい。スター選手が多すぎるあまりサウスゲイト監督が起用を迷っているという声もあるが、EUROも残り2試合だ。スペインが待つ決勝に進むためにあと1つ壁を越えなければならない。批判を受けながらもベスト4まで駒を進めたイングランドはオランダとの準決勝を制することができるのか。