大谷翔平 イチロー、松井稼頭央に並ぶ日本選手最多4戦連続盗塁 3戦ぶりマルチ安打もチームは3連敗

AI要約

大谷翔平投手がフィリーズ戦で3試合ぶりのマルチ安打を記録し、日本選手最長の4試合連続盗塁も達成。

大谷は2本の安打を放ち、2打点を挙げる活躍を見せるも、チームはフィリーズに競り負けて3連敗。

日本選手としてはイチローや松井稼頭央と並ぶ成績を残し、大谷のプレーに注目が集まった。

大谷翔平 イチロー、松井稼頭央に並ぶ日本選手最多4戦連続盗塁 3戦ぶりマルチ安打もチームは3連敗

 ◇ナ・リーグ ドジャース3―4フィリーズ(2024年7月10日 フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、敵地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。右前打を放った第1打席に続き、第3打席では中前適時打を放ち、3試合ぶりのマルチ安打をマークした。初回はイチロー、松井稼頭央に並ぶ日本選手最長の4試合連続盗塁もマークしたが、チームはナ・リーグ東地区首位を独走するフィリーズに競り負けてカード負け越しが決定し、今季3度目の3連敗となった。

 初回からフィリーズの先発左腕サンチェスの初球を確実に捉えた。内寄りのシンカーを振り抜くと、92.5マイル(約148.8キロ)の打球はあっという間に一、二塁間を破った。さらに2死後に4試合連続、今季22個目の盗塁となる二盗にも成功。得点圏まで走者を進めたが、4番パヘスは空振り三振に倒れた。

 日本選手の4試合連続盗塁はイチロー(2度)、松井稼頭央(1度)に並ぶ日本選手最長記録。日本生まれの選手では、デーブ・ロバーツ監督の5試合連続に次ぐ記録となった。

 1―2の5回は1死一、三塁の好機。1ストライクから2球目の内角シンカーにやや詰まらされたが、中前に運んで試合を振り出しに戻す同点適時打を放った。

 2―4とされた7回は再び1死一、三塁の好機で第4打席を迎えたが、対大谷対策で投入された3番手左腕ストラームの外角スライダーにタイミングが合わず、空振り三振に倒れた。