<大リーグ>ひじ手術後もよく打ち、よく走る…大谷、通算3回目の「20本塁打-20盗塁」

AI要約

大谷翔平が20本塁打-20盗塁の記録を達成し、メジャーデビュー以来3回目の快挙を達成した。

大谷は今季も好調で、打率3割1分4厘、28本塁打、65打点、72得点、20盗塁の成績を残しており、30本塁打-30盗塁の可能性が高い。

一方、金河成もヒットを打つなど活躍したが、サンディエゴは敗れている。

<大リーグ>ひじ手術後もよく打ち、よく走る…大谷、通算3回目の「20本塁打-20盗塁」

ひじを負傷したが、バッティングと走塁には全く支障がない。「二刀流」大谷翔平(30、LAドジャース)が好打駿足を象徴する「20本塁打-20盗塁」を達成した。通算3回目で、今季のメジャーリーグで最初の達成選手だ。

大谷は8日(日本時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたミルウォーキー・ブリュワーズ戦に1番・指名打者で出場し、5打数1安打2三振2盗塁をマークした。すでに今季本塁打28本を打っている中、20盗塁に到達し、2018年のメジャーデビュー以降3回目の「20本塁打-20盗塁」記録となった。

今季のメジャーリーグで最速の「20本塁打-20盗塁」クラブ入りだ。現在まで本塁打20本以上打った選手は11人いるが、大谷が唯一20盗塁に達した。20本塁打以上の打者のうち大谷に次いで盗塁が多いだ選手は16盗塁のホセ・ラミレス(32、クリーブランド・インディアンズ)だ。

大谷はLAエンゼルスでプレーした2021年に46本塁打-26盗塁で初めて20本塁打-20盗塁クラブ入し、昨年も44本塁打-20盗塁を達成した。共に先発投手を併行しながら出した成績だ。

今季を控えて10年・総額7億ドル(約1000億円)の超大型契約でドジャースに移籍した大谷は、昨年9月に受けた右ひじ靭帯修復手術の影響でマウンドに立てずにいる。しかし打席では依然として好打駿足の活躍を見せ、本来の実力を発揮している。今年の成績は88試合で打率3割1分4厘、28本塁打、65打点、72得点、20盗塁。ドジャースはまだ71試合を残しているだけに、生涯初の30本塁打-30盗塁を達成する可能性が高い。

この日、大谷は3回裏にセンター前ヒットで出塁した。その後、二盗を決め、二死一、二塁からはダブルスチールを成功させ、20盗塁に達した。しかしドジャースはこのイニングで得点できず、4回と5回に2失点ずつし、試合の流れを奪われた。結局、ドジャースは2-9で敗れた。

一方、金河成(キム・ハソン、29、サンディエゴ・パドレス)はアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのホーム試合に8番・遊撃手で出場し、3打数1安打をマークした。5回にライト前安打を放った。今季の打率は2割2分9厘を維持した。

サンディエゴは1-1の7回に8失点し、1-9で敗れた。