【楽天】今江監督 4回14失点の惨劇に沈黙… 今季最悪は21失点

AI要約

楽天がロッテ戦で大敗。先発投手が初回8失点でKO。チームは猛攻を浴び13点差で敗れる。

先制したもののすぐに逆転され、投手陣が打ち込まれる展開。続くイニングでも失点が重ねられる。

今季ワーストの記録に次ぐ大敗で、チームは厳しい状況に直面。監督も手をこまねくしかない状況。

【楽天】今江監督 4回14失点の惨劇に沈黙… 今季最悪は21失点

 楽天がまたもや大量失点だ。10日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発した3年目右腕・松井友飛投手(24)が初回に一死も取れず、打者一巡の猛攻を浴び8安打8失点でKOされた。

 初回の攻撃で併殺崩れの間に1点を先制したが、一瞬にしてリードは消え去った。3番の藤原に四球を与えた以外の打者8人に安打を許し、防戦一方のまま降板。2番手で急きょマウンドに上がった桜井が無死一塁の場面から三者凡退で抑えたが、スコアボードにいきなり「8」が刻まれた。

 悪夢はこれで終わらなかった。4回にもポランコ、角中の連打と四球で無死満塁のピンチを招き、田村が走者一掃の3点適時二塁打で1―11。さらに一死二塁から3番手の津留崎に交代したが、犠飛とソトの2点タイムリーを許し、この回も計6失点でビハインドは13点まで広がった。

 ベンチでタクトを振るう今江敏晃監督(40)も口を真一文字に結ぶばかり。チームは5月21日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)でも、先発したポンセが3回12失点と大炎上し、0―21で歴史的大敗を喫した。もちろん今季ワーストの記録だが、あの悪夢をほうふつとさせる事態となってしまった。