【中日】今季12度目の零敗で2連敗...打線が東に7安打完封勝利献上 プロ初登板の松木平は7回3失点の力投も援護なくプロ初黒星

AI要約

DeNAが中日を3-0で完封し、中日は2連敗で負け越し。松木平のプロ初登板は得点を許し、打線も得点を奪えず完封を許す。

中日の打線はDeNAの東を打ち崩せず、得点を挙げることができなかった。松木平は奮闘するも打線の援護がなくプロ初黒星を喫した。

試合結果を受け、中日はカード負け越しとなり、チームの課題を改善する必要がある。

【中日】今季12度目の零敗で2連敗...打線が東に7安打完封勝利献上 プロ初登板の松木平は7回3失点の力投も援護なくプロ初黒星

■プロ野球  DeNA 3-0 中日 (10日 横浜スタジアム)

中日はDeNAに今季12度目の完封負けで2連敗。カード負け越しが決まり、35勝40敗6分の借金5となった。

試合はプロ初登板、初先発の松木平が2回に山本の適時打で先制を許すと、3回にはオースティンに11号ソロ、4回には京田に適時打を浴び0-3。一方援護したい打線はDeNA先発の東の前に得点奪えず完封勝利を許した。

スタメンは1番ライト・岡林、2番セカンド・山本、3番サード・細川、4番レフト・細川、5番センター・カリステ、6番ファースト・板山、7番キャッチャー・石橋、8番ショート・石橋、9番ピッチャー・松木平のオーダーを組んだ。

先発の松木平は20年育成ドラフト3位で入団の4年目・右腕。7月8日に支配下枠70人の最後の1枠に入った。今季ファームでは14試合(全て先発)に登板、最多9勝の3敗、防御率1.84。DeNA戦は2月12日のオープン戦(宜野湾)で3回を1安打無失点に抑えている。

DeNA先発の東に対し、初回は三者凡退に倒れる。2回は1死からカリステが右前安打、板山は三振で2死も、石橋がレフトへ二塁打を放ち二、三塁と先制の好機も、ロドリゲスは三ゴロに倒れる。

松木平の立ち上がりは、桑原を空振り三振、同学年の度会を二ゴロ、オースティンを中飛に抑え三者凡退。しかし2回1死から宮崎に二塁打、佐野に中前安打を浴び一、三塁から山本に右前適時打を浴び0-1。さらに9番・東にも右前安打を打たれ満塁となるも、桑原はサンゴロに抑え最少失点で切り抜ける。

反撃したい打線だったが、3回は松木平、岡林が連続三振に倒れ三者凡退。直後の3回には前日サヨナラ本塁打を浴びたオースティンに右中間へ11号ソロを浴び0-2。

打線は4回に先頭の福永がレフトへ二塁打を放つも、細川が遊ゴロ、カリステも遊ゴロで福永が走塁死で好機を生かせず。

松木平は4回に佐野、山本の連打で無死一、三塁から、京田に中前適時打を浴び0-3。なおも無死一、二塁で東に犠打で二、三塁も、桑原、度会はなんとか退ける。

5回の攻撃は下位打線が三者凡退。直後の5回裏の松木平は3番からの相手打線に対し、先頭のオースティンに四球を与えるも、牧を三ゴロ併殺崩れ、宮崎を二ゴロ併殺打に抑える。

反撃したい打線は6回は1番からの攻撃も得点できず。7回には2死から石橋からライト線への二塁打で2回以来の得点圏も、ロドリゲスが右飛に倒れる。

松木平は6回を三者凡退に抑えると、7回も続投し2死から1死から桑原、度会を連続三振に抑えこの回を投げ切る。松木平は7回100球8安打5奪三振1四球3失点(自責3)で降板。

直後の8回の攻撃は松木平の代打・田中が空振り三振、岡林が左飛、山本が右飛に倒れ三者凡退。

8回からは2番手祖父江が登板し、無失点に抑える。

9回は続投の東に対し得点奪えず、今季2度目の完封勝利を許した。松木平は7回100球3失点も打線の援護無くプロ初黒星を喫した。