中日・松木平優太、プロ初登板は7イニング8安打3失点で降板 雨の中100球の粘投もオースティンの1発などを献上

AI要約

中日の新人投手、松木平優太がプロ初登板で7イニングを投げ、8安打3失点の成績を残す。

松木平は1回から好投し、初回には3者凡退で好スタートを切るも、2回に1失点、3回と4回に連続失点を喫する。

雨の中での6回と7回も無失点に抑えた松木平は、精華高出身の育成選手として今季中に支配下登録を果たしプロデビューを果たした。

中日・松木平優太、プロ初登板は7イニング8安打3失点で降板 雨の中100球の粘投もオースティンの1発などを献上

◇10日 DeNA―中日(横浜スタジアム)

 8日に支配下選手登録された中日の松木平優太投手がプロ初登板を果たし、7イニングを8安打3失点と粘投した。球数は100球ちょうどだった。

 1回、先頭の桑原に対し、初球は146キロの直球でストライクを奪うと、1ボール2ストライクからカーブで空振り三振に仕留めた。続く度会は二ゴロ、オースティンも中飛に打ち取り、三者凡退と好スタートを切った。

 2回は1死から宮崎の二塁打と佐野の中前打で一、三塁に。続く山本に初球の外角直球を右前に運ばれ、先制を許した。2死後、投手の東に右前打を許したが、続く桑原を三ゴロに打ち取った。

 3回には1死からオースティンに右中間スタンドへのソロ本塁打を運ばれ、続く4回も佐野、山本、京田の3連打で1点を献上した。

 雨が降る中での投球となった6回を三者凡退に抑えると7回も続投。先頭の東を二ゴロとすると桑原はチェンジアップで見逃し三振。最後は度会を空振り三振に仕留め、グラブをたたいた。8回の打席で代打を送られ、降板した。

 松木平は大阪・精華高から育成ドラフト3位で2021年に中日に入団。4年目の今季は、ウエスタン・リーグで14試合に登板し、リーグトップの9勝(3敗)、防御率1・84の好成績で支配下最後の1枠を勝ち取っていた。