ドジャース指揮官「He is fine」大谷翔平の途中交代は大量点差 コンディション問題なしと説明

AI要約

大谷翔平投手がフィリーズ戦で先発し、3試合連続安打を記録するも途中交代。

ロバーツ監督は大谷の途中交代を点差の開いたためと説明。

ドジャースは10-1で完敗し、次回に向けて課題を残す結果となった。

ドジャース指揮官「He is fine」大谷翔平の途中交代は大量点差 コンディション問題なしと説明

 ◇ナ・リーグ ドジャース1-10フィリーズ(2024年7月9日 フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)、敵地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打数1安打で第4打席は代打を送られ、途中交代した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は途中交代の理由は大量点差と説明し、コンディションに異常はないとした。

 大谷は初回の第1打席は3球三振。3回1死の第2打席は左前打を放ち、3試合連続安打をマーク。5回2死の第3打席は四球を選んで出塁した。

 1-9と大量点差がついた7回の第4打席は代打・バーンズが送られ途中交代。敵地ファンは「代えるな」と言わんばかりに異例の大ブーイング。大谷の途中交代は5月16日のレッズ戦以来今季5度目となった。

 試合後、指揮官は大谷の交代が点差が開いたからかどうか尋ねられると「そうだ」と認め「He is fine(彼は大丈夫だ)」とコンディションに異常はないと語った。

 ドジャースはこの試合、先発・ミラーが4回9失点でKOされると、中盤にフリーマン、T・ヘルナンデスら主力野手を下げ、7回には大谷も途中交代した。

 1-10となった7回途中からはエンリケ・ヘルナンデスが“野手登板”するワンサイドゲームに。試合前の時点で今季58勝32敗でリーグ1位の勝率・644を誇る“最強軍団”相手との対戦は同2位・604のドジャースにとってポストシーズンを見据えた前哨戦だったが、カード初戦は完敗となった。