ドジャース先発陣、また負傷者リストへ…エースのグラスノー『キャッチボール中に腰の張り』故障歴多い右腕に休み与えたか

AI要約

ドジャースのエース、タイラー・グラスノー投手が腰の張りで負傷者リスト入り。MRI検査は不要とし、オールスター後に復帰する可能性を示唆。

グラスノーは前半戦最後の登板を回避し、2週間ほど休養。チームはプレーオフを見据えて休養を検討していた。

グラスノーの負傷により、ドジャースの先発陣には影響が出る可能性があり、彼の存在はチームにとって不可欠。

ドジャース先発陣、また負傷者リストへ…エースのグラスノー『キャッチボール中に腰の張り』故障歴多い右腕に休み与えたか

 ドジャースは9日、エースのタイラー・グラスノー投手を負傷者リスト(IL)に入れると発表した。7日のキャッチボール中に腰の張りを訴えたという。ロバーツ監督は「MRI検査は必要ない。復帰までそんなに時間はかからないだろう。オールスター後すぐに復帰する可能性はある」と軽症を強調した。

 ドジャースはグラスノーの前半戦最後の登板を回避させ、オールスターブレークと合わせて2週間ほど休ませることができる。グラスノーは故障歴が多く、シーズンで最多のイニング数は「120」。既に今季、グラスノーは109イニング投げている。チームはどこかで、グラスノーを一定期間休ませることを検討していた。監督は「腰に張りが出てきたのでこのタイミングがいいと思った」という。

 ドジャースの先発陣は山本が右肩、ビューラーが臀部(でんぶ)を痛めて負傷者リスト入りしている。プレーオフの10月を見据えた時に、グラスノーの存在は欠かせない。今回のIL入りは、グラスノーの体調を管理するためという見方もできる。開幕で好スタートを切ったグラスノーはこのところ、乱調が目立っていた。(写真はAP)