カブスの中継ぎ右腕ブルワーが怒りの壁パンチで骨折 IL入りへ

AI要約

カブスの投手陣が試合前に守備練習を行う異例の事態が起きた。前日の投手の送球ミスが原因で、ブルワー投手は怒りで壁を叩き左手を骨折し、負傷者リスト入りとなった。

ブルワーはメディア対応で反省の弁を表明し、カウンセル監督も事態を受け入れ前に進む意向を示した。

投手陣は反省の意味を込めて守備練習を行い、今永も気合を入れて取り組んだ。

カブスの中継ぎ右腕ブルワーが怒りの壁パンチで骨折 IL入りへ

◆米大リーグ カブスーエンゼルス(7日 米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの投手陣が試合前、シーズン中では異例の守備練習を行った。ゴロを捌いて一、三塁に送球練習。その背景にあったのは、前日6日の試合で起きた痛すぎる投手の送球ミスだった。3回無死一塁から、2番手コルテン・ブルワー投手が投ゴロを遊撃へ送球ミス。併殺プレーとなるはずが、無死一、三塁とピンチを広げて、その回3失点となったのが、悪夢の始まり。2/3回を投げて降板したブルワーは怒りでダグアウトの壁を叩き、左手を骨折。この日、60日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。

 この日の試合前にクラブハウスでメディア対応したブルワーは「骨折するつもりはなかった。フラストレーションが溜まって、間違った行動をしてしまった。言い訳は出来ない。球団、チームメートに申し訳ない」と猛反省。カウンセル監督は「試合中、感情的になることは避けられないし、こういうことも起きる。不幸な間違いとなったが、我々は前に進むしかない」と、淡々と語った。

 その後、投手陣がフィールドに集まり、反省の守備練習。この日はブルペン投球を行った今永は、軽快にゴロを処理し、汗を流した。