クンデが警戒するのはチームメイトの16歳「ラミン・ヤマルは危険、本当に信じられない」

AI要約

フランス代表DFクンデは、スペイン代表FWヤマルを警戒するが、チーム全体も危険だと語る。また、準々決勝で怪我をしたMFペドリについても言及。

クンデは今大会の活躍を振り返り、自身のポジションやチームの守備力に自信を持つ姿勢を示す。

フランス代表は守備力を武器に勝ち進んでおり、準決勝でスペインとの対戦が注目される。

クンデが警戒するのはチームメイトの16歳「ラミン・ヤマルは危険、本当に信じられない」

現地時間9日に行われるEURO2024準決勝にて、フランスはスペインと対戦する。フランス代表DFジュール・クンデは、スペイン紙『SPORT』のインタビューにて、警戒する選手に同じバルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルを挙げた。

クンデはインタビューで「ラミンはスペイン代表にとって危険な存在だが、最大の危険はチーム全体だ。あんなに若くて、期待とプレッシャーの中で、彼のようなシーズンを送れるなんて、本当に信じられないよ」と語った。

また、準々決勝のドイツ戦で怪我をしたMFペドリについても言及。クンデはペドリのコンディションが気になっていたことを明かし、試合後少し話をしたという。そこではヤマルとの言葉やメッセージを交わしていないこともを認め、「彼が参加している素晴らしい大会のためにメッセージを送らなかった」と話した。

クンデは今大会、ここまで5試合全てに先発出場し480分プレイ、走行距離は56.3キロを記録している。ベルギー戦では守備の堅さと攻撃的なプレイでMVPに輝き、惜しくもゴールにはならなかったが、テュラムへのアシストを2本決めている。

クラブチームと同じ右サイドバックで出場しているクンデ。自身のポジションについて、「チームと同じように、今大会でもとてもうまくいっている。監督やチームメイトから信頼されているから安心している。このチーム、このシステムでいい感じだ。だから、いつもベストを尽くそうとしているし、今のところ、僕にとってはとてもいい感じなんだ」と語った。

今大会フランス代表はここまで勝ち上がってきたものの、トータルの得点数は3つ。うちオウンゴールが二つでPKが一つと流れからの得点が一つもない。対象に、守備は健在でここまでポーランド戦で与えたPKによる失点のみ。クンデをはじめ、テオ・エルナンデス、ダヨ・ウパメカノ、ウィリアム・サリバら ディフェンダー陣の活躍もあり、今大会ここまで大会最少失点で勝ち進んでいる。

ここまでチームの守備に貢献しているクンデ。準決勝の相手は開催国ドイツを倒したスペインとなった。同じチームメイト同士の対決に注目が集まる。