MLB最強軍団が“大谷包囲網?” ハーパー&シュワバー復帰、ラインアップ表示はまさかのスペルミス

AI要約

大谷翔平投手がフィリーズ戦で本塁打を放ち、メジャー通算200本塁打に期待がかかる。

フィリーズは勝率1位で、負傷者が復帰して戦力が充実している。

フィリーズクラブハウスで大谷の名前がスペルミスされるなど、敵地での状況が厳しい。

MLB最強軍団が“大谷包囲網?” ハーパー&シュワバー復帰、ラインアップ表示はまさかのスペルミス

◆米大リーグ フィリーズ―ドジャース(9日、ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日午前7時40分開始予定)、敵地・フィリーズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。MLB全体でトップの貯金26、勝率6割4分4厘を誇るMLB最強軍団のフィリーズから2試合ぶりの本塁打となる29号、日本人初のメジャー通算200本塁打に期待がかかる。

 対するフィリーズは、58勝32敗の勝率6割4分4厘でリーグ15チームの中で1位で、ドジャースが55勝36敗の6割4厘で2位。ワールドシリーズ進出を見据えると、避けては通れない道になる可能性が高い。さらにこの日は、負傷者リスト(IL)に入っていたシュワバー、ハーパーと打線の中心2人が復帰してスタメン入りした。シュワバーは「100%の状態。それが1番大きいことだ」、ハーパーは「状態はいいと思う」と前を向いた。

 シュワバーは22年の本塁打王で直近2年は46、47本塁打を放っている大砲。打率は決して高くないが、出塁率が高いことから1番を任されている。ハーパーは15、21年のMVP。今季もすでに20本塁打を放ち、打率3割3厘をマークし、5、6月は大谷をしのいで月間MVPに選出されている。

 さらにこの日、フィリーズクラブハウス外で表示された両チームのスタメンで大谷は「OHTANIA」とまさかのスペルミス。ドジャース戦にあわせたかのように主軸2人が復帰し、スペルミスという敵地の洗礼? も浴びた。