巨人・山崎伊織「回の途中でマウンドを降りてしまい…」７勝目お預けも９試合連続ＱＳ「次、修正できることはして」
AI要約
山崎伊はベンチで唇をかみ、マウンドを見つめた。７回に交代を告げられ、代わったケラーが同点打を浴びて７勝目を逃した。粘り強く投球したが、制球難で苦しんだ。
猛暑のなかでの投球にも関わらず、最速149キロの直球を武器に9試合連続クオリティースタートを達成。ただし、初球ボールが多く不安定なピッチングが目立った。
通算4度目の登板も白星に届かず、悔しさをバネにして修正して次に向かう意気込みを示した。チームの勝利に貢献し、更なる力をつけたいと語った。
◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 広島３―５巨人（９日・マツダスタジアム）
山崎伊はベンチで唇をかみ、マウンドを見つめた。３―２の７回。先頭・大盛に右前安打を許し、１死二塁となったところで交代を告げられた。代わったケラーが代打・上本に同点打を浴び、７勝目はお預けに。６回１／３、１０１球、４安打３失点（自責２）。「回の途中でマウンドを降りてしまい粘り切れず申し訳ないです」と頭を下げた。
猛暑の中、苦しみながらも粘った。３回に秋山の犠飛で先取点を許した。３―１の６回も１死三塁から小園の遊ゴロの間に１点を失った。２５人の打者のうち１３人が初球ボールと本来の制球を欠いた。それでも最速１４９キロの直球にシュート、カットボールなど変化球中心に９試合連続クオリティースタート（６回以上自責３以下）を達成した。
マツダでは通算４度目の登板も白星に届かず。「チームが勝ったので、次、修正できることはしっかりしてまた頑張りたい」。悔しさをバネにさらに力を付ける。（水上 智恵）
