エヴァートン、ブランスウェイトに対するマンUの“再オファー”を拒否か…要求額とは約30億円以上のギャップ?

AI要約

エヴァートンがマンチェスター・ユナイテッドからのジャラッド・ブランスウェイト獲得オファーを再び拒否

ブランスウェイトは若手DFとして成長し、イングランド代表デビューも果たしている

マンチェスター・ユナイテッドは6500万〜7000万ポンドを要求するエヴァートンの移籍金に難色を示す

エヴァートン、ブランスウェイトに対するマンUの“再オファー”を拒否か…要求額とは約30億円以上のギャップ?

 プレミアリーグのエヴァートンが、イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトに対するマンチェスター・ユナイテッドの獲得オファーを再び拒否したようだ。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在22歳のブランスウェイトは、ユース時代を地元のカーライル・ユナイテッドで過ごし、2019年3月に16歳の若さでトップチームへと昇格した。2020年1月にはエヴァートンに完全移籍し、イングランド4部からのステップアップに成功。その後は、ブラックバーン・ローヴァーズとPSVへのレンタル移籍を経て、エヴァートンに復帰した2023-24シーズンは公式戦41試合出場3ゴールの成績を残した。

 先月にはイングランド代表デビューを飾るなど、国内屈指のセンターバックへ成長したブランスウェイト。昨年10月にエヴァートンとの契約を2027年6月末まで延長した同選手には、守備陣の再建を図るマンチェスター・ユナイテッドが以前から関心を寄せており、既に両者は個人合意に達しているとも伝えられている。

 元フランス代表DFラファエル・ヴァランが契約満了で退団したこともあり、センターバックが今夏の補強ポイントとなっているマンチェスター・ユナイテッドは、先月にブランスウェイト獲得に向けた3500万ポンド(約72億円)+アドオンのオファーを提示。しかし、この入札がエヴァートンに拒否されたため、総額5000万ポンド(約103億円)と報じられる“2度目”のオファーを提示していた。

 だが、エヴァートンは再びマンチェスター・ユナイテッドのオファーを拒否した模様。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、同クラブが移籍金として6500万ポンド(約134億円)から7000万ポンド(約144億円)を要求していると主張しており、提示額とは大きな隔たりがあるようだ。