レッズ・デラクルス ドジャース・大谷と日本語で話した～い！ 球宴備え「勉強している」
レッズの若手スピードスター、デラクルス内野手が球団新記録の45盗塁を達成し、日本語勉強の成果を球宴で披露する意気込みを語った。
シーズン中に野性的な走りを見せつけ、2盗塁を決めて45盗塁の記録を更新。球宴前で球団歴代1位の輝かしい実績を打ち立てた。
大谷翔平投手との面白いエピソードや日本語勉強についても触れ、球宴での交流を楽しみにしている様子が伝わってくる。
レッズのエリー・デラクルス内野手（22）が8日（日本時間9日）、ロッキーズ戦で2盗塁を決め、球宴前で45盗塁として球団新記録を樹立した。昨年8月にドジャースの大谷翔平投手（30）が本物かどうか確認するために指で「ツンツン」したことが話題となったスピードスターは、初出場する16日（同17日）のオールスター戦（アーリントン）で大谷と会話するために日本語を勉強していることも明かした。
次は指先ではなく日本語でトークだ。野性的なドレッドヘアに長い手足で躍動するデラクルスは野望を胸に秘める。「ショウヘイと話すために日本語を勉強している」。選手間投票で初選出。球宴では大谷と同じナ・リーグのユニホームに袖を通す。メジャー2年目の22歳はこの日もあふれる才能を発揮した。
初回1死で四球を選び、次打者の2球目に二盗。さらに5球目にも走った。三塁にヘルメットが吹き飛ぶ豪快なヘッドスライディング。あっという間の2盗塁でシーズン45盗塁とし、15年のビリー・ハミルトンを抜いて球宴前の球団新記録となった。リーグ2位はチュラング（ブルワーズ）の29盗塁で、20盗塁の大谷の倍以上。打っても2安打1打点で6―0勝利に貢献した。
昨年8月。大谷が所属していたエンゼルスと対戦したデラクルスは二塁ベース上の大谷を右手人さし指で「ツンツン」して本物かどうかを確かめた。伝説上の生き物「ユニコーン」とも称される二刀流。大谷も笑顔を見せ、このシーンはファンの間で話題になった。報道陣から「本当に勉強を？」と問われ「ちゃんとできるか分からないが努力はしている」と言った。その口からどんな日本語が飛び出すのか。球宴での2人の会話が楽しみだ。
