野茂氏の元同僚・モンデシー氏 汚職罪で懲役刑 故郷の市長時代に500万ドルを横領

AI要約

ドミニカ共和国で横領の罪で有罪判決を受けた元メジャーリーガーのラウル・モンデシー氏。刑期は懲役6年9カ月と高額な罰金が科されたが、すでに自宅軟禁状態で過ごしているため実際の収監は免れる。

モンデシー氏は野茂英雄とともにドジャースでプレーし、息子もメジャーリーグで活躍した。しかし、引退後はサンクリストバル市長として活動し、500万ドルを横領した疑いが持たれていた。

94年にはナ・リーグ新人王に輝いた経歴を持つモンデシー氏の今後の動向が注目される。

野茂氏の元同僚・モンデシー氏 汚職罪で懲役刑 故郷の市長時代に500万ドルを横領

 ドジャース時代に野茂英雄の同僚として活躍したラウル・モンデシー氏(53)が、汚職の罪で母国のドミニカ共和国で懲役6年9カ月と罰金50万7000ドル(約8200万円)の判決を下されたと8日(日本時間9日)、AP通信が報じた。

 引退後、故郷サンクリストバル市の市長だった2010~16年に500万ドルを横領した疑いで告訴されていた。すでに自宅軟禁状態で6年を過ごしたため収監は免れるという。94年にナ・リーグ新人王にも輝いた同氏はメジャー通算271本塁打で息子もロイヤルズでプレーした。