【巨人】首位攻防戦を制し5連勝で33日ぶり首位浮上! 今季最多タイ貯金5 鬼門マツダで初勝利 岡本和15号3ラン&決勝犠飛の4打点

AI要約

巨人が広島を5-3で破り、今季2度目の5連勝を飾す。岡本和の3ランホームランが大きな見せ場となった。

山﨑伊がリードを持っていたがピンチに陥り、結局ケラーが同点を許すも勝利につなげた。

打線は度々好機を作ったが、追加点はあまり奪えずに終わった。最終的にはリリーフ陣がリードを守り抜き逃げ切った。

【巨人】首位攻防戦を制し5連勝で33日ぶり首位浮上! 今季最多タイ貯金5 鬼門マツダで初勝利 岡本和15号3ラン&決勝犠飛の4打点

■プロ野球  広島 3-5 巨人 (9日 マツダスタジアム)

2位・巨人は首位・広島との首位攻防戦を制し、今季2度目の5連勝で6月6日以来33日ぶりに首位浮上。また敵地・マツダスタジアムでは今季7戦目で初勝利となり、40勝35敗5分で今季最多タイの貯金5とした。

試合は先発の山﨑伊が3回に犠飛で1点を失うも、直後の4回に岡本和のリーグトップタイの15号3ランで3-1と逆転。6回には内野ゴロ間に1点を失い1点差となると、7回には山﨑伊がピンチを招き降板すると、ケラーが代打・上本に同点打を浴び3-3。しかし直後の8回に岡本和の犠飛で勝ち越すと、門脇も適時打を放ち5-3。8回、9回はリリーフ陣がリードを守り切り逃げ切った。

スタメンは1番ライト・丸、2番セカンド・吉川、3番センター・ヘルナンデス、4番サード・岡本和、5番ファースト・大城卓、6番キャッチャー・岸田、7番ショート・泉口、8番レフト・佐々木、9番ピッチャー・山﨑伊のオーダーを組んだ。

先発の山﨑伊は今季14度目の登板、ここまで6勝2敗、リーグ4位・防御率1.61。前回の7月2日・中日戦(松本)は7回を6安打2失点(自責2)で負け投手。今季の広島戦は初登板、通算の広島戦は2勝2敗。

相手先発・森下に対し、3試合連続初回に先制している打線だったが、三者凡退に終わる。

山﨑伊は初回、2回と三者凡退に抑えるも、3回に1死から8番・會澤に初安打を浴びる。さらに続く9番・森下はバスターでショート正面のゴロで併殺かと思われたが泉口が後逸し一、三塁とピンチを広げる。ここで1番・秋山にレフトへフライを打たれ、レフト・佐々木の本塁への送球が大きく逸れ、犠飛となり先制を許す。

しかし3回まで完璧に抑えられていた打線は直後の4回に、1死から吉川、ヘルナンデスが連打で一、三塁の好機を作ると、4番・岡本和がライトスタンドへ15号3ランを放ち3-1。岡本和はこの本塁打でヤクルト・村上に並ぶリーグトップ、さらにマツダスタジアムで今季チーム初本塁打となった。

さらに続く大城卓が四球、岸田が左前安打、泉口が右前安打で1死満塁。ここで佐々木がレフトへフライを打ち、三塁走者・大城卓がスタートを切るも、中継プレーに阻まれ本塁憤死で追加点は奪えず。

山﨑伊は直後の4回に先頭の小園に四球、1死から大盛にも四球を与え1死一、二塁も菊池を遊ゴロ併殺打に抑える。

打線は5回は三者凡退、6回には1死から岡本和が粘って四球を選ぶも、大城卓が遊ゴロ併殺打に終わる。すると山﨑伊は6回裏に、先頭の矢野ファーストへの打球がイレギュラーで二塁打になると、野間の二ゴロで1死三塁。ここで小園の遊ゴロ間に1点を奪われ2-3。

さらに7回には先頭の大盛に右前安打を浴びると、犠打で1死二塁。ここで山﨑伊から2番手・ケラーに交代。代打・田中は一ゴロで2死三塁となるも、代打・上本に一二塁間を破る同点打を浴び3-3の同点。後続は3番手・高梨が抑えた。

5回以降沈黙の打線は直後の8回に2番手・島内に対し、1死から吉川が右前安打、ヘルナンデスがレフトへ二塁打を放ち二、三塁となり、岡本和がライトへ犠飛を放ち4-3。なおも三塁で、途中出場の門脇が右前適時打を放ち5-3。

8回は高梨が続投し先頭の代打・二俣に四球を与えるも、2死からバルドナードが抑える。9回は守護神・大勢がリードを守り切りゲームセット。