【なでしこ】田中美南「今が人生で一番コンディションがいい」藤野あおば「自分のゴールで勝つ」

AI要約

サッカー女子日本代表なでしこジャパンがパリオリンピックに向けて合宿を行い、選手たちは五輪に向けて熱心にトレーニングを行った。

選手たちはシーズンオフにもかかわらずコンディションを保ち、田中美南選手は今が人生で一番コンディションがいいと感じており、過去最高の状態で臨む意気込みを見せた。

若手の藤野あおば選手もメジャー大会での得点を目指し、自分のゴールで勝つことにフォーカスしている様子で、試合が待ち遠しいと述べている。

 サッカー女子日本代表なでしこジャパンが9日、千葉市内で、パリオリンピック(五輪)に向けて合宿の2日目を行った。

 MF谷川萌々子(19)を除き、バックアップメンバー4人も含めて21人が約1時間半、みっちりトレーニングに打ち込んだ。

 海外組も国内組もシーズンオフにもかかわらず、五輪を見据えてコンディションを保ってきた。2大会連続出場となるFW田中美南(30)は、「今が人生で一番コンディションがいいと思っている。このタイミングで迎えられるのはありがたい。今までやってきたこを出したい」と過去最高の田中美南で臨む。

 20歳で初の五輪に挑むMF藤野あおばは、昨年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)ニュージーランド・オーストラリア大会に続く、メジャー大会での得点を狙う。W杯では日本の最年少得点者となった。今回は「自分のゴールで勝つところにフォーカスしてやろうと思っている」と自覚十分。「早く試合が来ないかなというワクワク感がある」と心待ちにした。