NBA挑戦の河村勇輝が会見「夢の実現のために日々精進」 昨夏W杯後から複数クラブが興味、先週グリズリーズからオファー

AI要約

バスケットボール男子パリ五輪代表で、NBAのメンフィス・グリズリーズと「エグジビット10」契約で合意した河村勇輝(23)=横浜BC=が9日、横浜市内で会見した。

河村は「夢の実現のために、必ず日々精進して頑張っていきます」と、決意を語った。

同クラブの白井英介GMによると、昨夏のW杯直後から6月のNBAドラフト以降にかけて、複数のクラブが河村のプレーに興味を示したという。

 バスケットボール男子パリ五輪代表で、NBAのメンフィス・グリズリーズと「エグジビット10」契約で合意した河村勇輝(23)=横浜BC=が9日、横浜市内で会見した。シーズン開幕前のトレーニングキャンプに参加し、本契約を目指す。本契約なら八村塁以来、日本人4人目のNBA選手が誕生する。

 河村は「夢の実現のために、必ず日々精進して頑張っていきます」と、決意を語った。

 同クラブの白井英介GMによると、昨夏のW杯直後から6月のNBAドラフト以降にかけて、複数のクラブが河村のプレーに興味を示したという。先週になり、グリズリーズから具体的な問い合わせが入り、6日に合意に至ったという。

 ◆エグジビット10契約とは

 開幕前のトレーニングキャンプに参加する選手向けに設置された契約形態で、2017-18年シーズンから導入された。各チーム最大6人まで同契約を結べる。契約期間はシーズン開幕まで。その後は解雇か、2ウェイ契約に切り替えられる。無保証の最低年俸契約だが、契約解除されても契約チームの下部組織のGリーグと契約できる。過去には20年に渡辺雄太がラプターズと、19年に馬場雄大がマーベリックスと同じ契約を結んだことがある。直近では富永啓生が、ペイサーズと同契約を結んだ。