R.ブランドがプレーオフで藤田寛之を下す、宮本勝昌は38位 全米シニアオープン

AI要約

全米シニアオープンは、英国のリチャード・ブランドが藤田寛之をプレーオフで下し、優勝した。

藤田は最終日にリードを失い、スティーブ・ストリッカーや他の選手と競り合った。

他の日本選手も結果を残し、激しい戦いが繰り広げられた。

R.ブランドがプレーオフで藤田寛之を下す、宮本勝昌は38位 全米シニアオープン

 海外男子シニアメジャーの全米シニアオープンは1日、米ロードアイランド州のニューポートCC(7,024ヤード・パー70)で荒天により持ち越された最終ラウンドが行われ、LIVゴルフメンバーのリチャード・ブランド(英)が通算13アンダーで並んだ藤田寛之とのプレーオフを制し、今季メジャー2勝目を挙げた。

 藤田は前日の10番まで3バーディ、1ボギーと伸ばしていたが、再開後の11番、12番、14番をボギーとし、3バーディ、4ボギーの「71」でホールアウト。先に「66」をマークしていたブランドと並びプレーオフへ突入。

 プレーオフは10番パー4と18番パー4の合計スコアを競う形式で行われたが、互いにパーと譲らず、18番を繰り返すサドンデスに。その3ホール目は互いにボギー、4ホール目で藤田はボギー、ブランドは3打目のバンカーショットをピンに当てタップインで勝負あり。藤田は井戸木鴻樹以来のシニアメジャータイトル獲得に惜しくも届かなかった。

 宮本勝昌は1バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算1オーバー38位タイで終えた。

 スティーブ・ストリッカー(米)は通算9アンダー単独4位、トンチャイ・ジェイディ(タイ)は通算8アンダー5位タイ、ビジェイ・シン(フィジー)は通算7アンダー単独7位、アーニー・エルス(南ア)は通算6アンダー8位タイ、Y.E.ヤン(韓)は通算4アンダー12位タイとなった。