横浜国際プールのメインプール存続求める嘆願書を山中竹春市長に提出 日本パラ水連など

AI要約

横浜市が横浜国際プールの再整備計画案をまとめたことに対し、日本パラ水泳連盟など4団体がメインプールの存続を求める嘆願書を提出。

嘆願書では、メインプールが国際大会の開催地として重要であることを指摘し、存続を求めている。

市が夏はプール、冬は体育館として使用される再整備計画案に対し、日本水泳連盟などが反対の立場を示しており、議論が続いている。

横浜国際プールのメインプール存続求める嘆願書を山中竹春市長に提出 日本パラ水連など

横浜市が横浜国際プール(同市都筑区)のメインプールを廃止し、通年で体育館化する再整備計画案をまとめたことを巡り、日本パラ水泳連盟など4団体は1日、横浜市の山中竹春市長あてに、メインプール存続を求める嘆願書を提出した。

嘆願書は日本パラ水泳連盟▽日本知的障害者水泳連盟▽日本デフ水泳協会▽横浜水泳協会障害者委員会の連名。メインプールがジャパンパラ大会などの開催地で、世界の関係者にも知られていることなどを指摘し、存続を求めている。

6月30日には4団体が横浜国際プールで記者会見し、日本パラ水泳連盟の河合純一会長は「全国の障害のあるスイマーたちの目標となる場所を継続いただけるよう、お願いしたい」と訴えた。

横浜国際プールを巡っては、市が夏はプール、冬は体育館として使用されているメインアリーナを通年で体育館とする再整備計画案を公表している。日本水泳連盟などが反対の意向を示し、これまでに市に1万1129人分の署名を提出している。