B1仙台  新テーマは「INNOVAITION」…24―25シーズンの方針や開幕試合を発表

AI要約

仙台89ERSは2024−25シーズンの方針を発表し、チャンピオンシップ出場を目指すことを明言。

クラブは創設20周年を迎え、地域貢献活動として台湾プロジェクトを実施する予定であり、国際親善試合も開催予定。

さらに、地元の小学校や幼稚園を訪問するプロジェクトや、バスケットゴール設置活動を通じて地域貢献を広げる計画も示唆された。

B1仙台  新テーマは「INNOVAITION」…24―25シーズンの方針や開幕試合を発表

 B1仙台89ERSは1日、2024―25シーズンに向けたチームの方針などを発表。また、今季の開幕試合は10月5日に中地区の横浜ビー・コルセアーズとホーム・カメイアリーナ仙台で対戦することも発表した。志村雄彦社長(41)は「中期的にしっかりと勝てるチームを作って3年後の日本一を目標に、今季はまずはチャンピオンシップ出場を目指したい」と話した。

 クラブは今季創設20周年を迎え、次の20年に向けて「INNOVAITION」をテーマに、地域貢献活動を実施していく。その第一弾は台湾プロジェクト。行政と協力し国外チームとの連携を図った選手の育成や、マーケットの拡大などをしていく。シーズン開幕前には台湾のプロバスケットボールチーム「フォルモサ・ドリームズ」と9月5日に国際親善試合を開催する。

 その他にも「仙台89ERSドリームキャラバン」と題し、県内の幼稚園や小学校など89校をアカデミーコーチや89ERSチアーズが訪問。「今までは仙台市を中心でしたが、昨季の市町村応援デーで仙台市以外のつながりも増えた。宮城県の子どもたちの肥満も問題で、スポーツが楽しさを伝えていきたい。この夏には南三陸町バスケットゴール完成し、来年にも仙台市内でバスケットゴールが完成する。宮城に多くのバスケットゴールを設置して、日本一を目指すナイナーズに憧れるような活動をしていきたい」と話した。