台湾プロ野球 35歳の日本人投手をドラフト指名 右腕・高塩将樹、統一が6位で

AI要約

台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議で、高塩将樹投手が統一セブン-イレブンライオンズに6位指名された。

高塩は過去に日本の藤沢翔陵、神奈川大でプレーし、独立リーグや海外で経験を積んできた右腕で、CPBL史上初の外国人選手指名と見られる。

また元西武の呉念庭内野手も台鋼ホークスに1位指名されるなど、台湾プロ野球の動きが活発化している。

 台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議が28日、行われ、独立・福島などでプレーしていた高塩将樹投手(35)が台南市を本拠地とする統一セブン-イレブンライオンズに6位指名された。

 高塩は1989年生まれ。藤沢翔陵、神奈川大でプレー。クラブチームを経て、独立リーグの富山やBC福島、オーストラリアなどを渡り歩いてきた1メートル80の右腕。独立時代は最速145キロを誇った。2017年から台湾の社会人チームに移り、昨年は台湾楽天と育成契約を結んでプレーしていた。

 ドラフト指名は台湾人のみが対象だったが、2021年末に規約が改正され、決められた条件を満たす外国人も対象となった。高塩はCPBL史上初めてドラフト指名を受けた外国人選手とみられる。

 また今回のドラフトでは、昨年12月に西武を退団した呉念庭内野手が台鋼ホークスにドラフト1位指名された。