イングランド女子守護神アープス、マンチェスター・U退団決定「新しい挑戦を始める適切なタイミング」…PSG加入が濃厚に

AI要約

マンチェスター・ユナイテッドは、守護神メアリー・アープスの退団を発表。

アープスは5年間、125試合でプレーし女子FAカップ制覇に貢献。

他クラブからの関心もあり、パリ・サンジェルマンへの移籍が予想される。

イングランド女子守護神アープス、マンチェスター・U退団決定「新しい挑戦を始める適切なタイミング」…PSG加入が濃厚に

マンチェスター・ユナイテッドは、守護神を務めてきたメアリー・アープスが退団することを発表した。

2019年からマンチェスター・Uでプレーするアープス。在籍した5年間で公式戦125試合でゴールマウスを守り、今シーズンには女子FAカップ制覇に貢献した。

また、2017年にデビューしたイングランド女子代表では正守護神を務め、2022年夏の女子EURO制覇を成し遂げ、翌年には女子ワールドカップ決勝進出に貢献。ワールドカップのゴールデン・グローブ賞やFIFAの年間最優秀女子GK賞を受賞したりと、世界屈指のGKとして高く評価されている。

この活躍を受け、アープスに対しては以前から他クラブからの関心が届いていた。FA女子スーパーリーグのライバルであるアーセナルなどが獲得に動いたが、移籍は実現せず。それでも、今夏の契約満了に伴い、マンチェスター・Uから退団することが決まった。

マンチェスター・Uは29日に声明の中で「ゴールキーパーのメアリー・アープスが契約満了によってクラブから離れることを発表する。クラブの全員がメアリーの貢献に対して感謝し、キャリアの次のステージでの成功を祈っている」と伝えた。

また、アープスは自身の『Instagram』で「クラブは移行期に向かおうとしていて、残念ながら私のキャリアのタイミングと合致しているとは思えない。今が変化を起こし、新しい挑戦を始める適切なタイミングだと思う」などと退団を決意した理由を綴った。

なお、アープスに対してはフランスの強豪パリ・サンジェルマンが関心を示しており、新天地になることが予想されている。