オーストリアGP予選はフェルスタッペンが別次元の0.404秒差で今季8度目PP!ノリス、ラッセルが続く…角田裕毅はQ2敗退14番手|F1

AI要約

2024年のF1第11戦、オーストリアGP予選が行われた。

VCARB角田裕毅はQ1で8番手、Q2で敗退。マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。

トップ10にはノリス、ラッセル、サインツ、ハミルトン、ルクレールが入り、ピアストリのタイムは取り消し。

2024年のF1第11戦、オーストリアGP予選が現地時間29日行われた。

現地レッドブル・リンクはF1スプリント、F2のレース1から引き続き晴天のドライでセッション時刻を迎えた。気温は31℃、路面温度47℃となっている。

18分間のQ1が始まり、コース距離が短いという特性も相まって、トラック上はトラフィックが目立つ状況となる。

そんな中、VCARB角田裕毅は最初のアタックで1:05.929をマーク。その後、2度目のアタックではトラックリミット違反でタイム取り消しとなり、残り3分時点で15番手とギリギリの状態になる。最後のワンアタックで角田は1:05.563をマークし、8番手でQ2進出を決めた。Q1では5番手タイムのケビン・マグヌッセン(1:05.508)から、14番手のピエール・ガスリー(1:05.598)まで、10人が0.1秒以内にひしめくという大混戦だった。

Q1で15番手に届かなかったのはアレクサンダー・アルボン、ランス・ストロール、バルテリ・ボッタス、ローガン・サージェント、チョウ・グァンユの5台だった。

続くQ2で角田は1:05.412で周回するも、残り3分時点で12番手。ラストアタックでQ3進出を目指す展開となった。だがラストアタックでタイムを更新できず、角田はQ2敗退となっている。

Q2で脱落となったのはダニエル・リカルド、ガスリー、マグヌッセン、角田、フェルナンド・アロンソの5台だった。リカルド、角田ともにQ2脱落となったが、角田は予選結果でリカルドより下だったのは今季3度目。チーム内での予選当該成績は角田8-3リカルドとなっている。

トップ10のグリッドを決めるQ3では、マックス・フェルスタッペンが最初のアタックで1:04.426を叩き出し、暫定トップに立つ。

残り3分を切って多くのドライバーが新品ソフトを入れて、ラストアタックに出ていく。ここでフェルスタッペンはタイムを1:04.314まで短縮し、これが結局ポールタイムに。今季8度目のポールポジションとなっている。コース距離の短いレッドブル・リンクで、2番手とは0.404秒差と、力の差を見せつけての最速タイムとなった。

2番手ランド・ノリス。3番手ジョージ・ラッセル、4番手カルロス・サインツ、5番手ルイス・ハミルトン、6番手チャールズ・ルクレール、7番手はトラックリミット違反でタイム取り消しになったオスカー・ピアストリとなった。

8番手セルジオ・ペレス、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ、10番手エステバン・オコンというトップ10の並びになっている。