フェルスタッペンがオーストリアGPスプリント予選で最速!マクラーレン勢2-3…角田裕毅はSQ2止まり14番手|F1

AI要約

2024年のF1第11戦、オーストリアGPのスプリント予選が行われ、各セッションでの展開やドライバーの結果が明らかになった。

角田裕毅が激しい予選戦を繰り広げ、SQ2でのスリリングな敗退が起きた。

マックス・フェルスタッペンが最速タイムを記録し、スプリントレースのトップスタートを獲得した。

フェルスタッペンがオーストリアGPスプリント予選で最速!マクラーレン勢2-3…角田裕毅はSQ2止まり14番手|F1

2024年のF1第11戦、オーストリアGPのスプリント予選が現地時間28日行われた。

現地レッドブルリンクはF2の予選終了後も晴天が続き、ドライ路面のままスプリント予選の時間を迎えた。

今季スプリントフォーマットは、SQ1とSQ2では全車ミディアムでアタック。SQ3ではソフトを装着することになる。

SQ1スタート直後から各ドライバーは積極的に周回を重ねてタイムを上げていく。角田裕毅はSQ2進出に向けて自己ベスト更新ペースでラストアタックに入っていたが、ターン9でスピン。その前に出していたタイム1:06.557が15番手となり、ギリギリでSQ2行きを決めた。

結局SQ1で15番手に届かなかったのはダニエル・リカルド、ニコ・ヒュルケンベルグ、バルテリ・ボッタス、アレクサンダー・アルボン、チョウ・グァンユの5台だった。

続くSQ2では、ミディアムに余裕のある上位勢が最初のアタックに出て、中団勢はSQ2終盤のワンアタックまで待つ展開となった。

角田はここで1:05.960で周回するも、SQ2では14番手で無念の敗退となった。SQ3行きを逸したのはケビン・マグヌッセン、ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ、角田、ローガン・サージェントの5台となっている。

そしてスプリントのトップ10グリッドを決めるSQ3は、各車ソフトを装着してのアタックとなる。

時計がスタートしても各ドライバーはピットから出ず、残り3分を切ってからピットアウトし始めた。これで10人のドライバーは事実上ワンアタックのみでグリッド順を競う形に。

チャールズ・ルクレールはピットレーン出口において、トラブルで一時ストップ。ここで大きくロスしたためにコントロールラインを通過する前にタイムアップ&チェッカーとなり、SQ3でのタイムなしが確定。

このワンアタックで最速タイムを1:04.686まで短縮したマックス・フェルスタッペンが、スプリントレースのトップスタートをつかみ取った。2番手ランド・ノリス、3番手オスカー・ピアストリと、マクラーレン勢が2-3だった。

4番手ジョージ・ラッセル、5番手カルロス・サインツ、6番手ルイス・ハミルトンという並びになっている。

エステバン・オコン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリーの3台はダンゴ状態でコントロールラインを急いで通過したこともあり、実質的なクリーンラップではなく、トレイン状態で3台そろってタイムを伸ばせず。7番手ペレス、8番手オコン、9番手ガスリーという結果に終わっている。